10月30日(土) 2010 J1リーグ戦 第28節
仙台 1 - 0 京都 (13:04/ユアスタ/12,663人)
得点者:27' 赤嶺真吾(仙台)
スカパー!再放送 Ch183 10/31(日)前05:00〜
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●手倉森誠監督(仙台):
「今日の試合前に『今日も大一番で、死闘だ』という話をした。ここ最近の京都は試合にこそ勝てていないが、アグレッシブなサッカーができている。その中で、前へ前へという推進力と球際が激しいから、それに負けないようにしっかり戦おうと話しをして挑んだ。
そうした京都の気持ち以上のものを出さなくてはいけないということで、まずメンタル面でしっかり戦うことを要求したところ、うちの方が球際、セカンドボールの強さを発揮できた。
1-0でなかなか2点目が奪えない状況だったが、その中でもじれずに1-0でしっかりコントロールできたこと。それが前節のセレッソ戦、守り抜いたことの自信の表れだ。前節あっての今節という形でつながったのだと思う。
選手には、『スコア以上の完勝だ』という話をした。惟に満足せずに、一つでも高い順位に行けるように、これからも頑張ろうとも話した。より高みへの可能性を今日のゲームで証明してみせようと挑んだゲーム。本当に可能性を広げられる選手たちだと思った」
Q:右膝を痛めて途中交代となった関口選手の、現時点で分かる具合は?
「心配だったので、控え室に戻るなりセキ(関口)に声をかけたら『今季絶望です』と自分で言っていた(苦笑)。でも、痛いのだろう。どれぐらいかかるかは、明後日のメディカルチェックの結果によると思うが、内側、側副靱帯がちょっと伸びているなという状況。『48時間は歩くな、アイシングし続けろ』と話した。あそこでパスを出していれば、ケガもせず、2点目も取れたのだと思う」
Q:試合序盤、ディエゴ選手へスルーパスを通されるといった危ない場面もあった中で、その後、盤石の試合展開に持って行けた上で、何か微調整をした点は?
「大きいボール(を多用するところ)から入ろうとは話をしていたが、相手の帰陣が早い時でも、エリゼウが単純に蹴ってしまうところがあった。逆に相手の守備隊形を見た時に、富田と(斉藤)大介のところが空いてきた場合は、遠くを見ておいて近くにパスをつければ、サイドを起点に攻めに行けるぞという話をしていた。エリゼウが落ち着いてから、チームもますます落ち着いてきたのだと思う」
Q:決勝点を決めた赤嶺選手の評価を。
「今日は裏への引き出しだったり、前線での起点として顔を出して、出てくる2列目にしっかり預けたりというところもよかったし、フェルナンジーニョとのコンビも、縦関係になったり追い越したりと、非常に良かった。これからのゲームも、もっと点を取れそうな予感のするプレーを、今日はしてくれた」
Q:ベンチの人員に普段よりも、ジョーカー的なタイプの選手ではなく、バランスを取るタイプの選手を揃えていたと感じた。それは先発の11人で早い時間に先制点を奪い、ゲームをコントロールしようというプランがあったのか?
「今節は、スタートのメンバーにある程度長い時間サッカーをさせる覚悟で挑んだ。最初のメンバーで点を取れなければというのももちろん考えつつ、システム変更で何か化学反応が起きることを考えながらやったが、バランスを崩さずに、今日はセットプレーだが1点を取れて、良いゲーム運びができた。
ああいった控えの組み合わせにした時、ちょうどはまるようなゲームになった。
ホームだったし、攻撃的に戦って、残りのメンバーが最後は守備で締めるということが、最初のゲームプランだったので、その通りになって良かったと思う」
以上