本文へ移動

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第27節 京都 vs G大阪】G大阪側プレビュー:敵地での関西Jバトル。キレのある宇佐美貴史を中心に、攻撃陣の爆発なるか。(10.10.24)

10月24日(日)J1 第27節 京都 vs G大阪(13:00KICK OFF/西京極チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch180 後00:50〜
試合速報一覧 | クラブサポーター対抗totoリーグ
★JリーグヤマザキナビスコカップFINALチケット発売中!
----------
京都側プレビューはこちら

前節の大宮戦で今季最多の5ゴールを挙げて勝点3を手にし、再び3位に浮上したガンバ大阪。今節は敵地・西京極に乗り込んでの関西Jバトル・アウェイ戦となる。残念ながらイエロー累積のため、DF中澤聡太は出場停止だが、DF山口智が控えておりDFラインに不安はない。また、この京都戦に照準をあわせてリハビリを行って来たMF明神智和も今週のトレーニングから完全合流。順調に回復をみせており、今節での復帰の可能性は高い。今週水曜日に行われたU-21日本代表との練習試合には「フィジカルも積み上げていないしゲームに入れる段階ではないという判断(西野朗監督)」から出場しなかったし「京都戦についても、2ヶ月遠ざかっていたので慎重に考えたい(西野監督)」という言葉からすると先発出場はないかも知れないが、いずれにせよ攻守の要であり、精神的支柱でもあるキャプテンの復帰がチームを勢いづける材料になることは間違いない。「名古屋との差を自力で縮めることは出来ないがいずれにしても僕らには勝点3が必要(MF遠藤保仁)」となる一戦によりチームとしての結束を強めて立ち向かえそうだ。

その勝点を引き寄せるために必要なのは『ゴール』だ。前節は数的優位に立つ中で攻撃力が爆発したが「あくまでアドバンテージをもらった中での数字。逆にもっと獲れたということを見直さなければいけない」と西野監督は言う。実際、その大宮戦は数的優位を活かして大宮を圧倒。いろんなバリエーションの中から相手の3倍となる31本のシュートを放ったG大阪だが、それをゴールに結びつけたのはわずかに5本。中にはビッグチャンスを逃すなど、決定力不足を感じる場面も多々あった。僅差の争いが続く上位争いの中では、最終的に得失点差が影響することも考えられるからこそ、チャンスを確実にゴールに結びつける攻撃力を全員で構築したい。
「大宮戦は先制点をとられてすぐに追いつけたから良かったけど、当然ながら自分たちが先手をとるのが理想の展開ですから。グノも移籍後初のゴールを獲ったことで落ち着いたように思うし、(平井)将生も2点決めて自信になっている。ルーコンやジェジンといったケガ人もいる中で、そうしていろんな選手が結果を出しているのはチームとしてもプラス材料。これを続けていきたい(MF遠藤)」

中でも目を見張るキレある動きを示しているのがMF宇佐美貴史だ。U-19日本代表としてU-20ワールドカップ出場を賭けて戦った、先日の『AFC U-19選手権』では、残念ながら準々決勝で韓国に敗れて切符を逃し、ピッチに座り込んで号泣する姿が印象的だったMF宇佐美だが、帰阪から中2日で迎えた大宮戦に先発出場。悔しさを晴らすべくキレのある動きで前線を駆け、チームの2点目となる逆転弾を決めた。もちろん、だからといってその悔しさを晴らせた訳ではないだろうが「世界で悔しさを晴らすためにも、まずはガンバでしっかり戦ってそのチャンスを得なければいけない」という思いは強い。選手層も厚い前線の厳しい競争に勝つためにも、今節も『結果』を求めたパフォーマンスを魅せてくれるはずだ。
「優勝するために負けられない一戦。相手も残留がかかっているだけに楽に勝てるとは思わないけど、とにかく先手をとって自分たちのペースで試合を進める展開に持ち込みたい。前節では久しぶりに中盤をやって、改めて中盤の楽しさを感じた。前を向いてボールを受けられるし、中盤でしか出来ないプレーもありますから。ただ自分のことよりチームが勝つことが大事なので。ゴールの意識は常に高いですが、今節もそれをしっかり持ちながら、とにかく攻撃にリズムを出していけたらと思います(MF宇佐美)」

ホームでの11節・京都戦はACL出場による日程調整もあり、後半戦の再開を告げる最初の試合として行われたが、MF遠藤はW杯終了後のオフから戻って直後ということもあって欠場していたし、ピッチに立った選手たちにも疲労度が色濃く見られ、本来の攻撃力を示しきれなかった。幸いにして勝点1は得たものの本来の姿とはほど遠い状態にあったと言っていい。その反省をもとに、現時点でリーグ最多ゴールを挙げている攻撃の勢いを西京極の地で示せるか。首位・名古屋にプレッシャーをかけ続けるためにもしっかりと勝点3を積み上げて次節に繋げたい。

以上

2010.10.23 Reported by 高村美砂
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP