10月11日(月) 第90回天皇杯3回戦
浦和 2 - 0 徳島 (13:00/駒場/13,240人)
得点者:31' エジミウソン(浦和)、43' オウンゴール(浦和)
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●フォルカー フィンケ監督(浦和):
「今日の試合について何も語るつもりはありません。私たちの目標は勝利という結果を残して、次のラウンドに進むことでした。そして、その目標を達成することができました。ゲームの内容はまだまだ改善しないといけないところがたくさんありました。ただし、ここ3週間にわたって、とても厳しい台所事情の中、選手たちがしっかり結果を残して、3試合で3度勝利をおさめることができました。これはしっかりとチームを褒め称えないといけない状況だと思いますし、選手たちが優れたパフォーマンスを見せたことによって、このような結果を残すことができたと私は思っています。このようなとても厳しい状況の中、チーム一丸となって成長していることを確認できました。それは素晴らしいことだと思います。たしかに細貝とサヌが2人とも代表の方からけがをせずに健康な状態で戻ってくることを願っています。また、私が期待しているのは、セルヒオと宇賀神がチーム練習にできるだけ早く合流できることです。台所事情というところでいうと、非常に厳しいところにありまして、これ以上けが人が出てはいけないというところまで来ていました。ですので、出来る限りチーム練習に参加できる選手が増えることを願っています。
そして、今日のスタジアムの雰囲気はとても素晴らしいものがありました。その中で公の場を借りてグリーンキーパーを褒め称えたいと思います。前回ここでプレーした時と比べて芝生の状態がすごくよくなっていましたし、正直なところ私たちにとっても大きな驚きでした。感謝の気持ちをここで述べたいと思います」
Q:改善点を具体的にお願いします。
「今日のような選手の組み合わせでピッチに立ったことはほとんどなく、そういう意味で不慣れな状態で選手たちは試合に入らないといけない状態でした。いくつか無駄な形でボールを失ったシーンもありましたし、大きなミスが5回はありました。ここであまり選手たちを批判することを言おうとは思いません。このような台所事情の中で結果を残しているわけですから。こういう厳しい状況で大切なことはポジティブな要素を忘れないことです。たとえば、濱田水輝は非常にいいプレーを見せてくれました。このようなことは私たちにとって大切なことなんです。将来この道を進んでいくとき、どの若い選手がこの道を進むことができるのか。こういうことをしっかり見極めることができます。それぞれの選手の年齢ではなくて、選手の質が大切なのです。堀之内と鈴木啓太を見てください。彼らは途中出場でとてもいい形でゲームに入ることができましたし、非常に高い質を持っているということを今日の試合で証明することができました」
以上