7月18日(日) 2010 J2リーグ戦 第18節
栃木 0 - 1 東京V (18:03/栃木グ/5,325人)
得点者:71' 平本一樹(東京V)
スカパー!再放送 Ch181 7/19(月)前07:30〜
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●松田浩監督(栃木):
「再開後リスタートの一戦ということで重要な試合だと位置づけていた。そこを取れなかったことは非常に残念でしたし、集まっていただいたファン・サポーターには申し訳ないなと思っています。敗因は何だったのかというと、今日の試合に限っては相手の方がいいチームだったという気がする。ひとつひとつの出足やアイディアが彼らの方がアラートな感じがした。なぜそうなってしまったのかということは選手と話し合って反省していきたいと思う」
Q:中断期間にボールポゼッションを高めるなど課題があったが、そのあたりは今日の試合ではどうでしたか?
「相手との力関係もあるし、相手はいいチームだなと思う。我々がもう少し頑張らないといけない。例えば決定力がなかったと。前半戦で勝っていた時には、なんとかゼロで凌いで先にうちが先制して勝つパターンがあったが、その決定力が今日はなかった。色んな部分が勝つには足りなかった試合だった。課題が克服されたかという尺度では振り返り難かった。ひとりひとりの出来も今日は良くなかった」
Q:水沼宏太選手が先発したが、今日の評価は?
「何試合かこなした練習試合ではいい働きをしてくれた。J1のチームにもいい試合をしたので、期待して起用したが、今日に関してはちょっと周りとリズムが合っていなかったところが散見された。ただし、彼なりには頑張ってくれたし、不運なことがあり後半は交代となったが、もう少し長く見たかったなと思う」
Q:ハーフタイムに、悔いを残すなと指示がありましたが、それだけ内容が悪かったと。
「そうですね。ただし、そういう時間帯があっても、ゼロで切り抜けてきたのでツキもあるわけだけど、このままでは同じことの繰り返しになる。ホームだし、最後は倒れるまでやるしかないだろうと。終わった時に、俺はあそこの一歩を実はさぼったということがないように、悔いを残すなという言葉になった。そういうプレーを期待したし、それ以上はできないわけだから。それにホームでたくさんのファン・サポーターの方が期待して観に来てくれたので、ぜひとも勝利をという気持ちがあった。0−0だったのでコミットメントを持てば十分に勝てると思っていた。そういう思いで指示を出した」
Q:1点先制後に攻め手を欠いたが、今後もこういう試合が想定される。そうなった場合に逆転に持っていくためにはどうすればいいと思うか?
「前半からセットプレーで点が欲しかった。相手は身長が低かったし、マンツーマンのDFだったので、そこからかなり点が取れるというプランがあった。1点を取られた後もセットプレーで点が取りたかった。1点をリードされて守りを固めたチームに対して、どう崩すのかは簡単なことでない。こういう方法を持っていれば必ず逆転できるということはない。だからフレッシュな選手を入れたりして活性化させ、パワープレーも必要になる。ただ、そんなに簡単ではないと思う」
以上