2月6日（土）〜2月14日（日）に味の素スタジアムと国立競技場にて開催される東アジアサッカー選手権2010決勝大会。この大会は日本、韓国、中国、そして予選大会を突破した香港の4カ国が出場しておこなわれる。
そもそも、『東アジアサッカー選手権』ってどんな大会なの？そして、どんな選手に注目してみたらいいの？…などなど。まだまだ知らないことがたくさんあるあなたのためにJ’s GOALがこの大会の特集をお届けします！
今日は香港代表で出場するかもしれない選手のなかから、話題の選手をピックアップ！
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●陳肇麒（ちん・ちょうき）
今現在、香港のサッカーシーンでは陳肇麒の人気が急上昇している。
きっかけは昨年12月に行われた第5回東アジア競技大会。日本と韓国がU-20の代表を送り込んだこの大会でフル代表の香港代表は決勝に進出。優勝をかけて日本代表と対戦した。陳はトッテナムに練習生として参加していたが、この決勝戦のために緊急帰国。空港に着くやいなや、荷物のピックアップもそこそこに車に飛び乗り、競技場に駆けつけると後半から出場。185cmの長身を生かしたヘディングシュートにより、わずか2分で同点ゴールを決めたのである。
同点のまま延長にもつれ込んだ試合は決着がつかず、PK戦の末に香港代表が勝利。3万人を超える観客は歓喜に沸き返った。ちなみにこの時の日本代表が決めた先制点は湘南の村松大輔が決めたものである。
陳は昨年に行われたアジア杯予選の日本戦2試合（10/8＠日本平、11/18＠香港）でも香港代表のFWとして出場しており、特に11月の試合ではペナルティエリア内でシュートを放つなど要所要所で日本を苦しめる働きをみせている。香港サポーターからの熱い視線を受ける中、U-20世代ながら日本を相手に得点した自信のプレーをこの大会で見せつけることができるのか、注目である。
●謝雷（AMBASSA GUY, Gerard）
香港代表は2009年8月に台湾で行われた東アジアサッカー選手権大会2010準決勝大会に出場。チャイニーズ・タイペイ、グアム、北朝鮮を相手に総当たりのリーグ戦で優勝し、本大会への出場権を獲得した。その準決勝大会において香港代表の守備を安定させる原動力となったのが、この謝雷である。謝雷はカメルーン出身の選手で、香港では本名であるジェラードとも呼ばれている。
185cmのその身体的な特徴を生かし、2009年8月25日に行われた準決勝大会の北朝鮮戦で川崎Fの鄭大世と真っ向勝負を挑んでおり、対等以上に渡り合っている。強さと高さとを兼ね備えた選手であり、日本の攻撃陣を苦しめそうだ。ただ、スピードで多少見劣るするため、ショートを主体とした日本代表選手の特徴を生かした攻撃を展開できればチャンスは作れそうである。
なお、謝雷は2007-2008シーズンにインドネシアのアレマ・マランへの移籍を試みている。ちなみにアレマ・マランは07年シーズンのACLにエントリーしており、川崎Fと予選リーグで対戦したチームだ。
以上
★この大会をもっと知ろう！2003年、2005年、2008年大会を振り返る！
■出場国から話題の選手をピックアップ！
・SAMURAI BLUE（日本代表）：話題のあの選手を押さえておこう！
・中国代表：継続的に強化されてきた世代の選手とは？
・韓国代表：日本でもお馴染みのあの選手に注目
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■東アジアサッカー選手権2010 決勝大会／2月6日（土）味の素スタジアム
15：30 なでしこジャパン vs 中国女子代表
19：15 SAMURAI BLUE vs 中国代表
2月7日（日）国立競技場
16：30 韓国女子代表 vs チャイニーズ・タイペイ女子代表
19：15 韓国代表 vs 香港代表
2月10日（水）味の素スタジアム
16：30 中国女子代表 vs 韓国女子代表
19：15 中国代表 vs 韓国代表
2月11日（木・祝）国立競技場
15：15 なでしこジャパン vs チャイニーズ・タイペイ女子代表
19：15 SAMURAI BLUE vs 香港代表
2月13日（土）味の素スタジアム
12：30 チャイニーズ・タイペイ女子代表 vs 中国女子代表
15：10 なでしこジャパン vs 韓国女子代表
2月14日（日）国立競技場
16：30 香港代表 vs 中国代表
19：15 SAMURAI BLUE vs 韓国代表
★2月6、11、14日には来場者全員にオリジナルブランケットをプレゼント！チケットは現在好評発売中！
2010.02.03 Reported by 江藤高志
