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【SAMURAI BLUE(日本代表) vs ベネズエラ代表】岡田武史監督(SAMURAI BLUE(日本代表))記者会見コメント(10.02.02)

2月2日(火) キリンチャレンジカップ2010
SAMURAI BLUE(日本代表) 0 - 0 ベネズエラ代表 (19:10/九石ド/27,009人)
東アジア選手権チケット発売中SAMURAI BLUEサイト
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●岡田武史監督(SAMURAI BLUE(日本代表)):

「今日の位置づけとして、シーズン最初のゲームということでゲーム感覚を取り戻すということ、それから今まではベーシックなことをやってきたんですが、これは大学でいうと必須科目だと。これはみんなが取らなくてはいけないがそれだけをダメで、これからは選択科目も取らなくてはいけないと。試合の中での各人の応用力というものをここから成熟させたいと言いました。

まずベネズエラ代表が素晴らしい準備をしてきて、素晴らしいプレッシャーをかけてくれました。これは本当にありがたかったですが、そんな中でDFに関してはほとんどピンチもなく、ロングボールへの対処も、カウンターへの戻りも非常によかったと思っています。

ただ攻撃に関して、立ち上がりプレッシャーに慣れてないこともあったんですが、いかんせん中盤の選手が中でプレーするタイプが多くて、ああいう風にサイドバックをあけて、ボールを出させてプレッシャーをかけてくる相手で、1回、2回はかわせてもその次で崩される場面が続いていて、どう対処するかなとずっと我慢していたんですが、なかなか対処できなかったので、ヒントとして『中盤が中に入りすぎるならサイドバックを高い位置にもっていってはどうか』という話をしました。
それからは少しできるようになったかなと思いますが、そのあと大久保(神戸)をサイドにある程度はらせてからは、だいぶボールが動くようになったと思っています。

いずれにしろ、ここでいい試合ができて、後半になってみんな感覚的にも慣れてきたので、これでいい形で東アジア選手権に入れるなと。新しい選手も試せたし、結果勝てなかったことは残念ですが、この試合に関しては満足しています」

Q:新戦力について。

「まず小笠原(鹿島)については、先ほど言ったようにどうしても中でプレーするタイプの選手なので、両サイドが中でプレーするタイプだと詰まってしまうんですが、ある程度ポジションをキープしてブロックを作る相手なら機能するだろうと。ただ、後半になって外に1人はってボランチが縦になると結構活きると。前半も決定的なラストパス、シュートを出してくれたし満足の出来だと思います。

平山(F東京)は、交代で出場してどういう風に流れを変えられるかなと思っていましたが、正直期待以上のプレーをしてくれました。彼が入るとどうしてもロングボールが多くなるのかなと心配していましたが、選手間でロングボールとパスを区別していたし、最後ゴール前で彼がいると迫力があるなという印象を受けています。

金崎(名古屋)はこのキャンプから非常に意識が高くなって、今までのちょっとルーズなプレーが少なくなってきたので試してみたいと思ったんですが、彼も十分やっていける力を持っているという感想です」

Q:攻撃に関して、東アジアサッカー選手権大会までの数日しかないが、どういう点をやっていきたいと思っているのか?

「プレッシャーをかけられたときに、それに対して怖がらずにシンプルにつなぐというのはありますが、やはりサイドに起点をつくって、少し落ち着くところが必要だろうと。そこは選手が十分感じていると思うので、あえて修正の意識はもっていませんが、組み合わせなんかは考えていかなくてはいけないと思っています」

Q:ボランチの縦の関係という話があったが、これは相手(ベネズエラ)に対処したということなのか、それともチーム作りとして意識を持ってのやったことなのか?前半は遠藤保仁(G大阪)のほうが下がる場面も随分あったが、後半は稲本潤一(川崎F)が下がっていたようだが?

「前半の縦の関係というのは守備のことだと思うんですが、相手が中盤をダイヤモンド型で来るというのは予想通りで、その時にフラットに並んでいるとうちは中盤で1枚足らなくなるということで、僕は昨日そこをどう対処するかという話をして、そこで、彼らの選択としてボランチを1枚前に出ようということだったんだと思います。

前半終わりくらいに稲本を(後ろに)下げてというのは、攻撃の時に、もう少し縦の関係になるようにということで指示をしました。サイドバックをあげるために、前半残り5分で指示をしたんですが、HTでアイディアの一つだという言い方をして、彼らがそのあとそういう場面もありましたし、普通にサイドバックを置いている場面もあったと思っています」

Q:徳永悠平(F東京)と大久保嘉人(神戸)の交代は怪我が理由か?

「徳永は右のサイドバックで代表での経験がないというのと、ちょっと足を削られてまして、今、内田(篤人・鹿島)の体調がそれほど良くないところで、オプションとして駒野(磐田)の右も試してみたかったということです。大久保は足をひねっていたので交代させました」

以上

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■東アジアサッカー選手権2010 決勝大会/東アジア女子サッカー選手権2010決勝大会
2月6日(土)味の素スタジアム
15:30 なでしこジャパン vs 中国女子代表
19:15 SAMURAI BLUE vs 中国代表

2月7日(日)国立競技場
16:30 韓国女子代表 vs チャイニーズ・タイペイ女子代表
19:15 韓国代表 vs 香港代表

2月10日(水)味の素スタジアム
16:30 中国女子代表 vs 韓国女子代表
19:15 中国代表 vs 韓国代表

2月11日(木・祝)国立競技場
15:15 なでしこジャパン vs チャイニーズ・タイペイ女子代表
19:15 SAMURAI BLUE vs 香港代表

2月13日(土)味の素スタジアム
12:30 チャイニーズ・タイペイ女子代表 vs 中国女子代表
15:10 なでしこジャパン vs 韓国女子代表

2月14日(日)国立競技場
16:30 香港代表 vs 中国代表
19:15 SAMURAI BLUE vs 韓国代表

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