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【2010シーズン始動!ニューカマー・レコメンド】家族と子供を愛する優しき『闘将』:田中マルクス闘莉王(浦和→名古屋)(10.02.05)

2010シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
2010もともに闘おう!シーズンチケット情報
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流血し包帯を巻いた頭で何度も相手のクロスを跳ね返すその姿。DFラインから前線の仲間を叱咤・鼓舞する鬼の形相。どうしても点が必要な場面が来れば、あたかもFWのようなポジショニングを取り続ける勝利への執着心。そんな姿を見て、いつしか浦和サポーターは彼を『闘将』と呼ぶようになった。

08シーズン終盤、記者の「現在チームの得点王ですが…」という質問に「いや、それはFW陣に任せて…」という様な答えが返って来るかと思いきや、「もちろん狙っていきます」と熱い口調で応対し、実際チーム得点王(11得点)になってしまうあたりはいかにも『闘将』らしいエピソードだと今思い出しても笑ってしまう。

そんな闘莉王の素顔は…
浦和サポーターでない方には意外かもしれないが、試合中を除けば驚く程優しい表情を垣間見せる。

家族の住むブラジルでは時々Jリーグ中継が放送されるのだが、そのブラジルでも中継のあった2004年11月6日対清水戦(@埼スタ)で闘莉王は決勝ゴールをあげヒーローインタビューを受けた。いつもならネイティブ顔負けの流暢な日本語で浦和サポーターにメッセージを届ける彼だが、この日は通訳を伴いわざわざポルトガル語でインタビューを行ったのだ。勿論遠く離れた愛する家族にメッセージを届けるために。

また、彼は子供達にとても優しい。
大型連休になると、大原グラウンドには沢山の家族連れが集まるが、闘莉王は練習が終わった後に時間があれば、サインを求めて出待ちをしていた子供達を集めて「青空サッカー」を始める。それも1度や2度ではなく、毎年恒例の行事のようにだ。Jリーグ全体を見渡してもここまでのファンサービスを自主的に行う選手は、そうはいないのではないか?ましてや彼は浦和在籍6年間全てのシーズンでベストイレブンに輝き、2006年にはMVPにも輝いた浦和のスーパーヒーロー。子供達の嬉しそうな姿は想像に難くないだろうが、それ以上に幸せそうな闘莉王の表情は今でも私の目に焼き付いている。

新天地・名古屋のサポーターの方にはプレイはもちろん、彼の素顔にも沢山ふれて頂ければと思う。

闘莉王の今後の活躍を祈り(勿論浦和戦以外での活躍ですが)この文章を終える。

以上

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2月27日(土)13:35/国立
鹿島 vs G大阪
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