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2001年夏に移籍したプレミアリーグのアーセナルを皮切りに、フラム、ウエストブロミッチ、チャンピオンシップ(2部に相当)のカーディフと、イングランドを上から下まで経験。その後、トルコの名門・ガラタサライ、ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルト、フランスのスタッド・レンヌを渡り歩いた稲本潤一。4カ国7クラブで9年間過ごした国際経験は日本サッカー史上最高といっても過言ではない。
彼は自身の海外キャリアをこう振り返る。
「特にイングランドではフィジカル的な強さが必要だった。走る力とか競り勝つ力、テクニックかな。スピーディーで展開についていくだけでも必死。そこまで速くしなくてもいいやろって思うくらい。トルコでは強い重圧を受けながら勝つ経験ができた。いろいろあったけど、どこへ行っても練習から100%でやること。それだけは変わらない」と。
97年に17歳でガンバ大阪のトップデビューを果たした頃の稲本は、シャイで人見知りの激しい若者だった。それが単身異国へ渡り、英語を覚え、自己主張のできる成熟したフットボーラーへと変貌を遂げた。
「アーセナルの頃は冗談を言うこともできなかった。慣れてきたのはウエストブロミッチやカーディフの頃。海外3年目くらいかな」と本人は振り返るが、30歳になった今は堂々とした立ち振る舞いと強い目力が印象的だ。
手堅い守備をベースにワイドな展開力を発揮し、積極的に攻め上がって点に絡むスタイルは、タフな海外リーグで確実に磨かれた。フランクフルトとレンヌではコンスタントに出場機会を得られず、体調面に多少の不安があるものの、2002FIFAワールドカップで見せたようなダイナミックさと爆発力はもちろん健在だ。
G大阪ユースの後輩・本田圭佑(CSKAモスクワ)が「イナさんはつねにビッグゲームで仕事をする。何かを持っている選手」と賞賛する中盤のダイナモが川崎Fで何を見せてくれるのか。そして悲願の初タイトルの救世主になってくれるのか。今からワクワクする。
以上
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