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【2010シーズンスタート!:川崎Fキャンプレポート】1月25日(月)代表組が離脱もジュニーニョが合流。戦術中心の午前練習とフィジカル中心の午後練習をこなす。(10.01.25)

今年もJ's GOALでは、全クラブのキャンプ取材を実施します。
レポートに加えて、動画でトレーニングの様子や、選手の生の声をお届けする予定です。監督はもちろん、気になるあの新加入選手のインタビューなど、2月下旬までの間、取材をしていきますので、お楽しみに!
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指宿での日本代表合宿に招集された3選手(川島、稲本、中村)が25日の午前練習からチームを離脱。今季から副キャプテンに選ばれた森勇介、谷口博之を中心として合宿が続く事となった。

この日の午前練習からジュニーニョが合流した事もあり、練習前の円陣では軽くスピーチ。高畠監督から森、谷口の両者の役割についての説明がなされていた。そのジュニーニョは来日直後という事もあり、軽めのジョギングとストレッチで体をほぐしていた。ちなみに代表組の留守を預かる谷口は、中村憲剛から「チームを引っ張るように」と言われたのだという。谷口は元々キャプテンシーのある選手なだけにその点についての心配は不要だろう。

晴天の前日に比べると曇り空のキャンプ5日目の午前練習は冷たい風が吹きつける中でスタート。途中から本格的な雨が降り始めるなどコンディション的には厳しい状況となった。この午前練習ではフィールドプレーヤーを3つにグループ分け。12(6+6)対6の練習などが行われた。この12対6は、12人のグループがボールをキープする練習でボールを保持する組が有利な状況が作られていた。これはボールを回しやすい状況が作られていた事になる。つまり、ボールを保持する組はいかにボールをうまく回すのかを考えなければならないという事であろう。そのためにはフォローの動きによって数的優位を常に作り、狭い局面を打開するショートパスを連続で成功させるイメージ作りと、広い視野を確保しスペースにパスを通して大きな展開で局面を打開させるための意識付けの両方が必要になる。
全体練習の最後は、ハーフコートでの6対6。残った6選手はクロスからのシュート練習をローテーションで行った。高畠監督が付いたのはハーフコートでの6対6の練習の方。ボールを失った局面で、ボールを奪われた側に大きな声で「切り替え!」と指示を飛ばしていた。またプレーの最中に選手ひとりひとりにきめ細やかに必要だと思われる指示を出しているのも印象的である。ハーフコートでの6対6ということで、負荷は高め。そのため、きっちりとインターバルをとり、心拍数を落ち着かせて、組の入れ替えを行っていたのも興味深かった。ボールを使う割合の増えてきた午前練習はこれで終了した。

午後の練習は午前とは一転してフィジカル中心のメニューとなる。2人一組となり、8箇所に用意された個別のフィジカルメニューをこなし、一巡した後にインターバルとしてフットバレーで笑顔が出ていた。フットバレーはさておき、フィジカルメニューに関しては真面目に取り組めば取り組むほどに負荷がかかる内容であり選手たちはかなりきつそうな表情を浮かべていた。戦術的な練習の一切ない午後練習は1時間40分程で終了している。

以上

★J’s GOALでは2010も全クラブキャンプ取材を実施します!
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2010.01.25 Reported by 江藤高志

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