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【2010シーズン始動!】京都:新体制発表記者会見での新加入選手コメント(10.01.21)

1月21日(木)、京都市内で京都サンガF.C.の2010新体制発表会見が行われました。会見での新加入選手への質疑応答は以下の通りです。

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Q:これから、サッカーをやる上で困難や難しい状況に当たることもあると思います。そういった時に自分を励ます言葉、または勇気づける言葉などありましたらお願いします。
●鈴木慎吾選手
「監督がほとんどいいことを言ってしまったので、何を言っていいかわからないですけど。自分自身は本当に、いい時も悪い時もチームで信頼し合って戦っていくことが大事だと思っているので、ひとことで言うと絆、かなと思います。その絆さえしっかりしていれば、悪い時もいい時もどんな困難も乗り越えられると思っています」
●郭泰輝(カク・テヒ)選手
「自分が一番大事だと思うのは、お互いが一番しんどい時に助け合ってチームとして団結していくこと。そして選手たちが自信を持って立ち向かうことだと思っています」
●児玉剛選手
「苦しい状況に立ってしまった時は横を見ればチームメイト、仲間がいるので、横のつながりを大事にしたいと思います。そして、苦しい時に大事だと思うことはそれを乗り越えようと必死になることだと思います」
●片岡洋介選手
「あまり上手く表現できないんですけど、僕は、芯がぶれないことが一番大事だと思っています。必死に練習して試合で最善を尽くすことが大事だと思っています」
●チエゴ選手
「そういうことが必ず1年の中ではいっぱい起こってくると思うので、そういう時に常に準備しておくということがすごく大切だと思っています。そして、自分たちを引っ張ってくれるのがすごくインテリジェンスに長けている監督だと思うので、彼の言うことをしっかり聞いて、その準備している心を持って、みんなで問題を解決しようとする気持ちが常にあればどんな問題があっても解決していくと思う。また(違う)問題が起こっても解決していく。そうやってお互いが信頼しあってやっていけば、そういうことはどんどんクリアできていくと思います」
●ドゥトラ選手
「自分もみんなが言ったことにすごく賛成しています。やはりみんなが言っていることはとても大切だと自分も思っています。そしてその中でチームの信頼関係というのがとても大切になってくると自分は思っています。難しいことというのはいつでも起こってくることで、どのチームも勝ちたいと思っている、自分たちだけが勝ちたいと思っている訳ではない。結果が出たり出なかったりすることがあると思うんですけど、そういう時に先ほどみんなが言ったように信頼を持って自分たちが一つになっていればクリアしていけると思っています。自分もそうですし、チームもそうなんですけど、ここ日本に来てから本当にみんなが、ここにいる日本人みんなが自分たちを受け入れてくれている。そう考えているので、信頼関係を築くのはさほど難しくないと思っています。そういうチームの信頼関係を持っていければいろんなものがクリア出来ていくと思います。最後は本当にいい結果を得られる、そう思っています」
●福村貴幸選手
「僕は、厳しい時や問題がいっぱいある時にはそれをまとめて全部いっぺんに解決するんじゃなくて、一つ一つ丁寧にやっていけばしっかり解決できると思う。そういうように解決していきたいと思います」

Q:選手の皆さんに質問します。自分自身のストロングプレー、サポーターに見てもらいたい所などをお願いします。
●鈴木慎吾選手
「自分自身、10年以上サッカーをやっている訳ですが、決して技術が高い方ではないと思っています。何を自分を支えているかと言えば、強い気持ちであったり、あきらめない気持ちであったり、そういう気持ちの部分でここまで来ていると思っています。ピッチの上でも、そういうものを出していきたいなとは思っています」
●郭泰輝(カク・テヒ)選手
「守備に関するもの、例えばヘディング、統率力、全てにおいて自信があります。けれどもその中で、守備は一人でするものではなくて組織で行うものであって、リーダーシップをとって統率していくところが自分の中では最もストロングポイントだと自負しています」
●児玉剛選手
「足元の技術にはとても自信があるので、ビルドアップに参加して攻撃の起点になれる所と、自分の一番の強みは苦しい状況を打開できる一発のロングキックだと思っています。そのキックを生かしてアシストできればとてもうれしいです」
●片岡洋介選手
「基本的に守備的な選手なんですけど、特に純粋な1対1では負ける気はしません」
●チエゴ選手
「自分の特徴をいうとスピードであったりパスであったりすると思います。ただし、サポーターの皆さんに見せたいのは誰かが自分の特徴をグラウンドで出すということだけではなくて、サッカーはみんなでするもの。手と手を取り合って自分たちでいいものを作り上げていく、そしてその中で勝利であったり喜びを作り上げていく。それをサポーターの皆さんには見てもらいたいです。グラウンドの中で自分の個人的なプレーだけでなくてチーム全体で素晴らしいサッカーを見せられるように頑張りたいと思います」
●ドゥトラ選手
「自分は1.5列目の選手なので、そこからのスピードであったり、そこから上がって行っての他のFWとのワンツーであったりいろいろな関係ができる、そういうところが特徴だと思います。自分がブラジル人としてここに持って来ている自分の技術、そして自分の感性、それと今いる日本人の選手たちFWとの関係、その関係が上手いこと混ざりあったらもっと素晴らしいものができると思っているので、そういうものをお見せしたいと思っています。そういうことが出来てきたら、監督も言っていましたけど得点というのがもっと増えていくと思いますし、そういう得点を取ってチームに貢献してみんなに喜びを与えたいと自分は思っています」
●福村貴幸選手
「僕はサイドバックをやっていて、攻撃参加が自分の魅力だと思っています。タイミング良く攻撃参加するところや状況をみて攻撃参加することが大切だと思うので、そういう所を見てほしいです」

Q:皆さんそれぞれの背番号の感想、こだわりなどあれば、お願いします。
●鈴木慎吾選手
「特に自分が好きな番号とかこだわっている番号はないので、つまらない回答になってしまうんですが、チームがこの番号でプレーしてくれといった意味、そういう意味を自分の中で考えて全力でプレーしていきたいと思っています。だから番号というのは関係ないと自分の中では思っています」
(Q:11番という背番号については?)
「11番というと、自分の中で代表される選手というのが、カズさん・三浦知良さん。でも、カズさんと僕は全然違うので、特に番号というのは気にしていません。番号でプレーする訳でなく自分自身でプレーするのだと思っています」
●郭泰輝(カク・テヒ)選手
「韓国でプレーした時も背番号が5番でしたし、日本でも5番でプレーできるので非常にうれしく思っています」
●児玉剛選手
「特に背番号に特別な思いはありませんけれど。プロ1年目の年は30番ということでこの背番号はとても大事にしてプレーしていきたいと思っています」
●片岡洋介選手
「僕もこだわりはないんですけど、初めて付ける7番という番号なので、また新たな気持ちでプレーしたいと思います。この番号を背負って活躍したいと思います」
●チエゴ選手
「自分も番号にこだわりは特になくて、番号というよりも一番大事なのはサンガの選手、レギュラーとしてたくさんの試合に出ること。3番だからどうということではなくて、そういうことが目標だということです」
●ドゥトラ選手
「自分は9番という番号になったことにちょっとびっくりしています。9番というのはセカンドアタッカーというより点を獲るところの番号だと自分は思っているので。でもそういう番号を与えられたからにはチームの戦術をしっかり理解して点を獲ることが望まれているのだと思いますし、そういう仕事をしてチームに貢献したいと思っています。9番というのは自分にとってそういう番号だと思っています」
●福村貴幸選手
「僕もあんまり特にないですけど、20番と言えば福村と言われるような、そんな選手になっていきたいです」

Q:チエゴ選手、ドゥトラ選手に質問です。初めての海外移籍ですが、日本を選んだ理由をお願いします。
●チエゴ選手
「前から日本という国はプレーしたい場所でした。そしていつかプレーしたいと思っていた、そのタイミングが今になったという感じです。本当に自分が待っていたよりも早く実現できた、そういう意味でとてもうれしく思っています。日本は素晴らしい国であると思っていましたし、今ここに自分がいるということに本当に喜びを感じています。実際に来て、まだ少しの時間なんですけれども、本当にこの日本という国は素晴らしい国であり、自分を魅了してくれる国。いつも妻に電話で『早く日本に来いよ、絶対ここは素晴らしい国だ』と話しています。そしてここで、この京都で長いことプレーしたいと思っています。もちろん不可能かもしれないんですけど、自分のキャリアが全てここで終わるまで出来るのだったら、それが本当に最高だと思っています。今そのためにこれから努力していこうと思っています」
●ドゥトラ選手
「自分も『日本は本当にいい国だ』と、日本で昔プレーしていた選手たちからよく話を聞いてましたし、自分自身もプレーしたいという気持ちをずっと持っていました。そして今回こういうタイミングで京都に呼んでいただいたので、『今だ!』と思って移籍しました。実際来てみて、チエゴと同じような気持ちです。本当に素晴らしい人々が自分たちのことを支えてくれている、助けてくれている、そういうことをすごく感じていますし、今度来日する自分のお母さんにも『本当に素晴らしい国』だとよく話しています。お母さんも早く来たいと、そう思っています。ここで自分のキャリアを輝かせたいと思っていますし、将来はそのキャリアを持ってブラジル代表とか大きな夢を持っています。そう繋がるように自分も頑張っていきたいと思っています。日本は素晴らしい国、本当にそう思っています」

以上

新体制発表記者会見での加藤久監督コメント
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