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【2010シーズン始動!】京都:新体制発表記者会見での加藤久監督コメント(10.01.21)

1月21日(木)、京都市内で京都サンガF.C.の2010新体制発表会見が行われました。会見での加藤久監督のコメントは以下の通りです。
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●加藤久監督
「みなさん、こんにちは。実質的に私も3年目のシーズンを迎えますが、今日、ここにいる新しいメンバーと新しいシーズンを迎えられることを非常にうれしく思っています。
今日、ハウバート ダン選手は大学の卒業試験のために参加できませんでしたが、それ以外のメンバーは全てここに集まっております。京都は日本のサッカーを牽引していくトップクラブを目指したいと考えておりますし、そういう中で土台作りの3年目に入ります。今年を非常に大事な年だと思っています。
今までは新しい方針、新しい考え方の下にやってきて多少不安定さを露呈した部分もあります。しかし、いつもフロントと現場とで考え方を突き合わせながら本当に一心同体となって、本当にぶれないクラブを作っていくということでやっています。自分自身も3年目、新しいメンバーが入って今日で4日目の練習を行ってきましたが、チームの骨格がしっかりしてきたなという実感を持って練習を行っています。
今年のシーズン、何を目指すかというとAFCチャンピオンズリーグ、ヨーロッパでいえばチャンピオンズリーグというヨーロッパ全体の舞台に出る、日本の置かれた環境ではアジア全体のチャンピオンになれる大会に出られる出場権を獲得するために、選手一丸となって頑張りたいと思っております。
今年も我々の活動をサポートしてくれる京都の多くのサポーター、ファンのみなさんの期待に応えたいと思いますし、その皆さんに多くのメッセージを配信する(マスコミの)皆さん方にも是非京都サンガに注目していただいて京都の勢い、京都のスポーツクラブの素晴らしさというものを多くの方々に伝えてもらいたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします」

Q:8名の選手が新たに加入して、改めて京都をどういうチームにしていきたいとお考えですか?
●加藤久監督
「基本的には戦術的な、タクティクスに関しては今までと変わりはありません。サッカーで進歩するということは右肩上がりというよりも、僕はらせん状になっていて同じことを何回もくり返して、らせん状に上に上がって(進歩して)いくものだと思っています。同じことを繰り返していくうちにプレーそのものが洗練されてくるという状態を今作ろうとしていますが、チームのタクティクスというのは今までと変わりありません。ただ、やる人間の技術とかフィジカルコンディションとか、あるいは勝とうとする意欲というのは、やる人間が変われば変わってくると思います。ここに揃った選手たちが今までの戦術をもっと洗練されたものにしてくれると思っております」

Q:これから、サッカーをやる上で困難や難しい状況に当たることもあると思います。そういった時に自分を励ます言葉、または勇気づける言葉などありましたらお願いします。
●加藤久監督
「やはり、チームは上手くいく時もあれば上手くいかない時もあるので、その上手くいかない時にどうするかという所が一番大事なとこだと思います。
京都では3つのことをきちんとやってほしいと思っています。1つはハードワークすること。とにかく人よりも数倍も努力をして、その状況を打開するように必死になってやると。2つ目は個人よりも全てにおいてチームというものが優先される、チームワークというのが一番大事だということ。それから3つ目が一番大事なことであって、どういう状況にあって厳しい時でも自分の将来、自分自身、あるいはチームの将来に対して常に明るい気持ちを維持する。これはサンガのチームカラーとしてきちっと選手にも示してあります。困難な状況にあった時には、この3つのところに戻ってものを考える努力をしていきたいと思っています」

以上

新体制発表記者会見での新加入選手コメント

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