1月21日(木)、東北電力ビッグスワンスタジアムにて、アルビレックス新潟の2010新体制発表会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下の通りです。
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●田村貢 代表取締役社長
「いよいよ今シーズンが今日から始まります。新しいメンバーを揃えまして、2010年を戦っていくということです。
鈴木淳監督から黒崎久志監督に代わりました。スタッフも森保一ヘッドコーチ、マルセロ・フィジカルコーチ、白井淳GKコーチに代わっております。スタッフも若く新しい顔ぶれになりました。この力を選手たち、サポーターに伝えていきたいと思っています。
昨シーズンの最終成績は8位でした。しかし、最後の最後まで優勝の可能性がありましたし、上位に食い込む力を持っていたと私は思っています。昨シーズンは13勝11引き分け10敗。その中で勝ち星はアウェイで9勝。これは優勝した鹿島(8勝)よりも多い数字でした。アウェイでは9失点と、鹿島よりも7点少なかったです(ホーム・アウェイ別勝敗表)。アウェイでこれだけの力を出せるというのは、高いメンタルで戦えたからです。ただ、ホームでは4勝でした。ホームで同じくらいの勝点を取れれば、もっと上位で優勝争いをする可能性があったのだろうと感じています。ホームでの(勝利と引き分けは)4勝8引き分けですが、引き分けの中にはロスタイムで追いつかれたものもありました。もう少しで勝てる、引き分けられるという部分をもっと改善できれば、素晴らしいチーム、成績になると思っています。また、強いてもう1つ挙げますと、降格した3クラブに対して、うちは2勝3引き分け(1敗)でしたが、鹿島は5勝1引き分け、G大阪にいたっては6勝です。下位チームに確実に勝つ、力を出し切る必要があると思います。優勝した鹿島には、うちはホーム、アウェイとも勝っています。黒崎監督のもと、メンタル的なトレーニングを積めば、いいチームになると思っています。メンバーは変わりましたが、十分に上位を狙える位置にいると思います。
最終的な目標は、昨年と同様にタイトルを取りたいというところです。もちろんAFCチャンピオンズリーグに出場できるような順位に持っていきたい。そこを目標にしながら戦っていきたいと思っています」
・クラブスローガンについて
「昨年は3つのC(チェンジ、チャレンジ、コミュニケーション)をクラブスローガンにしました。今年も大きなチェンジがありますが、3Cというのは昨年で終わるものではなく、これからもベースに残っていくものだと思っています。
そこを踏まえ、今年のスローガンは『SMILE』にしました。簡単に笑顔というものではなく、意味があります。
Sは『Smile&Happiness』。笑顔と幸せ。これについては、サポーターも含めて、選手、スタッフ、クラブ関係者ら全員が笑顔で幸せでありたいという思いです。
Mは『Mutual Trust』。信頼関係です。お互い信じあい、つながる気持ち、心という意味を込めました。チームメート、スタッフと選手、フロントとチーム、サポーター。みんなが信頼しあいながら1つ1つの試合を戦っていくという意味です。
Iは『Impression&Identity』。人々に感動を与えるのがサッカーです。選手が最後まであきらめずに一生懸命プレーする気持ち、姿を見て、サポーターの方々は感動をおぼえます。多くの人たちに感動を与えられるようなサッカーを見せたい。それが新潟のアイデンティティーになっていくという思いです。
Lは『Local&Global』。新潟から世界へ発信したい。これはアルビレックス新潟設立時から続いている思いです。ACLなどに出場し、アルビレックスというクラブが日本にあるということを、世界に発信していく場を作っていきたいです。地方から世界へという意味が込められています。
最後にE。『Exciting&Enjoy Football』。エキサイティングで、選手も楽しみながら、サポーターにも楽しんでいただけるようなサッカーをしていきたい。
これらが『SMILE』という1つのスローガンに込められた意味です。このスローガンをもとに、今シーズン、戦っていきたいと思っております」
以上
★新体制発表記者会見でのコメント(1)|(2)|質疑応答