今年もJ's GOALでは、全クラブのキャンプ取材を実施します。
レポートに加えて、動画でトレーニングの様子や、選手の生の声をお届けする予定です。監督はもちろん、気になるあの新加入選手のインタビューなど、2月下旬までの間、取材をしていきますので、お楽しみに！
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●1月18日（月）熊本＠熊本

　Jリーグでの３シーズン目を迎える熊本は18日、熊本県民総合運動公園陸上競技場で始動した。
　選手たちの姿を見ようと、スタンドにも150人ほどのファンが集まり、注目度の高さを伺わせた。練習に先立ち、ユニフォームをまとった選手たちが写真撮影の為にピッチに登場するとスタンドからも大きな拍手が送られ、中には手を挙げて応える選手の姿も。
　写真撮影が終わると選手たちはトレーニングウェアに着替えて初練習がスタート。この日はまずジョギングとストレッチで身体をほぐし、腹筋等のあとでピッチ内の外側をランニングで10周。その後はスパイクに履き替え、４m四方程度のグリッドを設けて、オニ役が入れ替わりながらワンタッチの４対１、さらにストレッチを挟んでショートスプリント、もう一度４対１とこなしてクールダウン。柔らかい日差しの中、約１時間半と軽めに汗を流した。
　藤田俊哉が「皆少し緊張していて、様子をうかがうような雰囲気だったね」と話した通り、始動日独特の緊張感のある空気が漂っていたが、ボールを使っての４対１では、南雄太、松橋章太ら新加入選手も元気な声を出して身体を動かし、雰囲気も幾らか和らいだ様子。
「本当は初日から午後もやりたかったけど、できなかったのが心残り」とは、今季から指揮を執る高木琢也監督。スタンドに詰めかけたファンの多さについて「今までにあまり経験がない」と、関心の高さを目の当たりにして「責任も感じた」と話した。先週の新体制発表会見で「午前中は走って、午後はボールを使って走ってもらう」と述べた通り、１月いっぱいはフィジカルトレーニングが中心となる見通しだが、少しずつやりたいサッカーのコンセプトを入れていき、２月に入ってからはゲームを通じて選手たちの能力や特徴を見極め、開幕に備えることになる。とは言え、「楽しくやらないと成長しないしやりがいもない。自分自身も楽しくやりたい」と、ストレッチ中の選手たちに笑顔を見せながら声をかける姿も印象的だった。

　練習のあとは、昨年の始動日と同じくユニフォームスポンサーである『お菓子の香梅』さんからぜんざいが振る舞われ、選手やチームスタッフだけでなく、見学に訪れたファンやメディアもごちそうになった。
　今のところ県外に出かけてのキャンプの予定はないが、熊本は地元でじっくりと、開幕に向けての準備を進める。

以上

★J’s GOALでは2010も全クラブキャンプ取材を実施します！

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■2010シーズンの幕開け！FUJI XEROX SUPER CUP 2010
2月27日（土）13：35／国立
鹿島 vs G大阪
★この試合のチケットは1月23日（土）10：00から発売開始！

2010.01.18 Reported by 井芹貴志