1月17日(日)、日産グローバル本社ギャラリー「日産ホール」にて、横浜F・マリノスの新体制発表会見が行われました。
会見での出席者のコメントは以下の通りです。
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●嘉悦 朗 代表取締役:
「今日は、こんなに多くのファン、サポータの皆様、そしてメディアの皆様にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。また日頃より、ファン、サポーターの皆様には、F・マリノスを温かくも熱く応援いただき、本当にありがとうございます。
昨年7月に就任以来、半年が経過しようとしていますが、この半年間、どこに行っても誰に会っても、私の言葉からまず出てくるのは謝罪でありました。昨年の成績、チームの戦い方を見ると、謝罪の言葉しかなかったということであります。
ただ私は、今日を境に、その謝罪という言葉は封印したいと思います。意地を張って謝らないという意味ではなくて、謝罪がなくて済むような新体制を作ってきたつもりです。
そこで、この機会、時間をお借りしまして、今回の体制作りの背景、考え方を説明したいと思います。
皆様方は、F・マリノスのクラブ理念をご存知だと思います。
その中で『楽しさ』『喜び』『夢』『興奮』『感動』。この5つをサッカーを通して、ファン、サポーターの皆さんに提供する。このクラブの理念は、ずっと前からあるものですが、その象徴であるべきトップチームが、感動をキーワードにするようなエモーショナルなポジティブな気持ちを皆様に提供できていなかった。そういう反省に立っております。それは例えば勝敗、順位だけではなくて、戦い方、あるいはチーム戦術、個々の選手のメンタリティや技術、こういったものが必ずしも皆様方にとっての感動できるものになっていなかったという反省に立っております。改めて、このクラブの理念、そして原点に立ち戻って、横浜F・マリノスの再生と進化、この1点に私どもクラブの全精力を傾けたいという想いから、今回の体制を作ってまいりました。
その象徴が、もちろん木村和司新監督であります。木村和司というのは、現役時代、サッカーを愛する全ての人々に対して、感動を提供する、それを自ら追求して実現していく、体現していくプレーヤーでした。そういう意味では、感動を提供できるF・マリノスの第一人者、いえ、日本サッカー界の第一人者であると私は思っております。その人物をまず新監督に据えました。
今年は、ぜひ『再生』横浜F・マリノスにご期待をいただきたいと思います。皆様方から『F・マリノスは変わったね』とか、『見ていてワクワクする』、こういうポジティブな言葉が返ってくることを私も期待して取り組んでまいります。
そして今年の11月と12月、さらには来年の元日に、皆様に異なる3つの幸せをお届けしたいと思っております。ぜひこの1年間、ともに戦ってまいりましょう。そして1年間、精一杯サッカーを楽しんでいただきたいと思います。本日は、ありがとうございました」
●下條佳明チーム統括本部長:
「トップチームを支えていく我々、チーム統括本部のスタッフの総意を伝えさせていただきます。 2010年我々は皆様に"感動を提供すること"を常に念頭に置いて行動します。一人一人が熱い心で観客を魅了し、自らも楽しめるサッカーを展開することで、サッカーを愛する仲間たちに夢や希望をもたらしたいのです。そのためには日々の地道な活動やさらなる努力がベースとなるはずです。初心に立ち返り、自分たちの目の前にあるもの、足元にあるものに真摯に全力で取り組みたいと思います。
新しく迎えた木村和司監督のもと、横浜F・マリノスの総力を結集し、クラブの"再生"と"進化"を実現させます。
続きまして2010年、チーム統括本部の方針をご説明させていただきます。
横浜FMは目指すサッカーとして、伝統的に常に攻撃サッカーを目指してまいりました。それから失点の少ないチームを目指します。
また、Jリーグアウォーズでより多くの賞を獲得したいと思います。すなわち、より多くの賞を獲得するということは、上位に必ず進出していなければなりませんということです。
チームスローガンはACTIVE(アクティブ)。究極的には相手を凌駕する、アクティブな戦いをしていくということをテーマに掲げております」
以上
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