本日、鳥栖市内にて新加入選手・新体制の発表会見が行われた。
会見での出席者のコメントは以下の通りです。
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●牛島洋太郎代表取締役社長:
「今日から新しいチームとして始動します。昨年末から色々なことがありましたが、それも新しいチームを作るための『余震』として考え、影響はありませんでした。
11名の新加入選手を見て、『一騎当千』の兵(つわもの)が、サガン鳥栖のもとに集結しました。残った選手たちと新しい選手たちが入ったことで、良いチームが出来上がったと思います。
松本監督が、最高齢監督として4年ぶりに戻ることになりました。情熱、闘争心、戦術などどれをとっても他のチームには負けません。ユンヘッドコーチも一緒に、昨年とは違うサガン鳥栖を見せてくれるものと思います。
そのような中で、今年のスローガンは『夢一岩』としました。
スポンサーやファンの皆さんの大きな応援を受けながらスローガンのように共に一丸(一岩)となって、スローガンのごとく力を結集して頑張りたいと思います」
●永井隆幸強化部長:
「今季のチームのコンセプトを発表します。
昨年はあと一歩ということで、J1には届きませんでした。松本監督はじめ、ユンヘッドコーチと色々と協議して三つのポイントを挙げました。
一つ目は、昨季は期限付選手が中心でしたが、鳥栖の選手として在籍してもらいJ1を狙うこととしました。
二つ目は、昨季は開幕から得点力不足に泣かされました。中央のラインを軸として攻撃と融合させる必要があります。FWだけではバランスが取れません。平均身長を178.2cmと大型化しています。GKを除いても177.0cmと前年より3cm以上大型化できました。
三つ目は、4名のユース選手を2種登録します。今日の練習から参加をすることになります。学業との両立になりますが、差し支えない程度にトレーニングに参加して、一人でも多くトップチームに入れるように頑張ってもらいます。
これらをもとに、松本監督、ユンヘッドコーチを中心にチームの決め事を作り、J1を目指して行きたいと思います。
今年は徹底的にJ1にこだわって行きたいと思います。最初の会議も、1月11日11時11分に始めるほどのこだわりようです。この姿勢をチーム全体にミーティングとして伝えております。
スローガンのもと、一丸(一岩)となって、サポーターやスポンサーの皆さん、そして佐賀県民の願いをかなえたいと思います」
●松本育夫監督:
「 今季から、GMの責務を返上して監督に専念することにしました。
7年前に着任したときに『覚悟を決めてきた』という言葉を使ったことを思い出しました。今年は、私にとって意地を見せる一年かと思います。監督にならざる理由はあったにしろ、やるからにはJ1に上がれるように頑張ります。
昨年までこのチームを見てきて、今年が最強のチームが出来上がったと思います。昨年から補強を始め、120%の成果を挙げたと思います。これには、ユンヘッドコーチの人脈もあり、韓国から3名の選手を迎えることができました。
金民友(キム ミヌ)はU20ワールドカップの代表でした。彼のように元代表がつくのは、日本人に4人、韓国人に1人と今までにない実績を持った選手が多く入りました。
ユンヘッドコーチのキャリア、理論、情熱は私よりも上を行くもので、彼を中心としてチームを作り、J1を目指して行きたいと思います。私の意地をかけた最後の戦いを行います。
私たちには、J1・J2のどこにも負けないスポンサーが付いています。スポンサーが入っているユニフォームを、誇りを持って着たいと思います。
選手は、各ポジションに2名ずつを補強することができました。どの選手もレギュラーが決まっているわけではありません。高いレベルで競争してもらいたいと思います。その中から勝ち抜いた選手を、監督として選んでいきたいと思います」
Q: 松本監督にお伺いします。新しいチームでは、どのような戦い方をするのでしょうか?
「センターフォワードには高さがあります。サイドをうまく使いながら攻撃できるようにしたいと思います。一人でスピードを持ってドリブルで突破できる力もあります。中盤からパスをつないで2トップを生かす戦い方をしたいと思います。
CBにも木谷が入りました。実は、7年前に鳥栖に来たときに一番最初に補強をしたかったのが彼でした。ベテランの力で貢献してくれると思います」
以上
>>(2)へ続く