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【第89回天皇杯2回戦 千葉 vs ホンダ】石橋 眞和監督(ホンダ)記者会見コメント(09.10.12)

10月12日(月) 第89回天皇杯2回戦
千葉 3 - 0 ホンダ (13:00/フクアリ/5,456人)
得点者:49' 巻 誠一郎(千葉)、62' 和田 拓三(千葉)、81' 新居 辰基(千葉)
天皇杯特集
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●石橋 眞和監督(ホンダ):

「こんにちは。結果的に0−3で負けましたが、前半、よく我慢はしていたと思います。守備はできるだけ1対1を仕掛けられる時間を作らないように、チャレンジ&カバーを全員が意識してやろうということで入っていきました。攻撃のほうはできるだけ手数をかけないようにしながらゴールに向かっていこうということでやってきたんですが、やはり1失点してからの我慢というのがなかなかきかず、ちょっとスペースを与えるような、あとは1対1でボールが入ってくるところでも相手にやはり主導権を握られるような形でボールをつないでいかれた。今、リーグ戦でも厳しいというか難しい状態にあるが、リーグ戦でもあるような我慢できない時間がちょっと早く訪れたという感じだったですね。
でも、最後まで1つ(1点)取ろうとしてやってくれたので、今後につなげていきたいというふうに思っています」

Q:この試合で何か収穫をあげるとしたら?
「自分たちのほうでもミスがあったし、しっかりつなげていればチャンスに持ち込めるところもあった。数的優位を作ってやれば、それを献身的にチーム全員が守備をやるということをしっかり腹を据えてやることができれば、J1相手でも後半途中までですが、やれるというのは間違いないことだと思います。そういうのはやはり腹を据えてやることができる、できないというところで、どうしても根負けしちゃうとつながっていかない。90分我慢できないということになるので、これをどれだけ持続してやれるか。それをまた攻撃につなげてということになると相当労力なんですが、でも、やれないことはないというのは間違いない。それがゲームでも証明されたと思いますので。やはり気持ちが萎えずにやっていく。これをリーグ戦につなげていくというのは、やればできるというのは証明されたと思うので、それは収穫だと思います」

Q:逆の聞き方になるが、Jとの差というのは具体的にはどういうところにあったのか?
「マイボールにするところとか体の使い方とか、やはり技術、そういうところだと思います。個人の能力。組織で守ろうとすれば、それは守れないことはないと思っています。それを信じて練習でやってきましたので、やはりそういう個々のちょっとした能力。そのちょっとしたところがサッカーでいえば大きいわけで、その繰り返しで自分たちのボールになるか、ゴールのほうに向かえるのかというのが差になって表れてくる。やはりそこが大きいかなという感じはしました」

Q:失点してからのディフェンスが集中が途切れたように見えたが、あれはやはりメンタル的なものか? それとも何か他に原因があるのか?
「メンタル的なところも多少あると思います。あとはやはり(点を)取りに行かなきゃというところ、それは前の選手ですが、中盤の選手も前にかかろうとするので、どうしても中盤のゾーンが空いたり、トップのラインと中盤の間のところで空白のエリアを与えがちになったと。そこをうまく使われて、やはり起点を作られることで、多くはやはりひっくり返されて相手に走り込まれてっていう機会を多く作らせた。点を取りに行きたいチームとしてはフィニッシュで終われず、どこかで攻撃していく中で(ボールを)取られて、また戻らなきゃいけない。そのシャトルランの繰り返しの状態からやはりメンタル的にもちょっと追い込まれたところはあったと思います。
あとは、ゲームの中でスペースを大きく空けるところが出始めたのが要因だと思っています」

Q:体力的なところでは特に負けていないという感じですか?
「そうですね。負けていないというよりも走らされていると思います。その労力をつないでいくのが、スコアがタイであったり、自分たちがリードすることであったり。そういうところが、やはりつなぎとめていくと思うんですが、先に相手に(点を)与えたことによって、ちょっと持続できずに途切れがちになったという部分はあったと思います。ただ、走ることが劣っているとかそういうふうには感じていません」

Q:以前は牧野選手が左サイドバックをやっていたと思うが、最近のリーグ戦からなのか、それとも今日は千葉の対策でポジションをいろいろ変えてこられたのか?
「(千葉は)中盤の両サイドの選手がやはり仕掛ける選手が多い。映像で見させてもらったのもそうだった。深井選手とか谷澤選手が仕掛ける時に、できるだけ粘り強く対応していきたいということを考えて、左右を入れ替えたり前の選手を中盤で使ったりということは考えてやりました」

以上
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