J1&J2クラブの戦力を徹底分析
松本松本山雅FC
J1元年の挑戦!さらなる飛躍のための大切なシーズンに今季のみどころ
今季は、前身の山雅サッカークラブから数えて創設50周年。まさにJ1元年を迎えるにふさわしいメモリアルイヤーとなった。今季の目標は、最低限でJ1残留、そして1つでも上の順位を目指すという意味で「トップ15入り」を掲げている。
何もかもが手探り状態だが、クラブは限られた予算の中からJ1仕様への強化に着手。果たして、目標を達成できるだけのメンバーは集結したと言える。
船山貴之、山本大貴、犬飼智也ら主力選手の流出や移籍元への復帰があったのも事実だが、15名の新加入選手を獲得しチームの芯は間違いなく太くなった。新加入選手の顔ぶれを見ると、即戦力に計算できるベテランこそいないが、J1でのプレーに野心を燃やす者ばかり。前田直輝や石原崇兆ら若手から、坂井達弥や酒井隆介ら中堅まで多種多様な逸材が揃った。オビナとドリバの両ブラジル人選手も日本サッカーにスムースに溶け込めれば期待の持てる実力派。岩上祐三、飯田真輝ら既存選手との融合が今から楽しみでならない。
ハードワークとトランジションを意識したチームのスタイルは、J1に舞台を移しても変化はない。これまで以上にボールを支配される試合は多くなるだろうが、苦しい時間を耐え忍んで、ワンチャンスを生かす展開に持ち込みたい。
これから先は全てが未知の領域となるクラブにとって、飛躍のための大切なシーズンとなる。スローガンにもある『その先』を目指すために、まずは上述の最低限の目標を達成したい。
以上
Reported by 多岐太宿
開幕時の予想布陣
システムは、J2での3季で採用されていた3-4-2-1がそのまま踏襲されそうだ。試合展開や状況に応じて4バックなどに並びを変える可能性はあっても、基本的にはこの形が最適であることは間違いない。
今季の趨勢を占う意味でも、開幕戦でどのような戦いを見せるかは重要。勝敗はともかく、ある程度の手ごたえを掴みたい反町康治監督にとっても冒険はしにくいはずだ。となると、各ポジションで昨季チームを支えてきた主軸メンバーがファーストチョイスとなるのではないか。
まず最終ラインだが、GKは新加入の鈴木智幸も猛アピールを見せているが、現段階では戦術面などで村山智彦が優勢に立っている。
DFは左から坂井達弥、大久保裕樹、飯田真輝。そこに新加入の後藤圭太と酒井隆介がどう絡むかという形になりそう。不安点は坂井が右膝痛で出遅れていること。もしコンディション面が上がらないまま開幕を迎えるようであれば、並びの変更も大いに考えられる。
中盤も昨季と顔ぶれは大きく変わらない。田中隼磨と岩沼俊介の両ウイングに、喜山康平と岩間雄大のボランチコンビが中盤を締める。右膝半月板の回復具合が心配された田中もここまでの調整は順調で、古巣・名古屋との開幕戦出場に照準を合わせている。
前線は、新外国籍選手のオビナの1トップに、岩上祐三と池元友樹の2シャドーが配されそう。ペナルティーエリア内でフィジカルの強さを存分に発揮するオビナの周囲で、岩上と池元がスペースを見つける形が期待される。
以上
Reported by 多岐太宿
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