奈良vs広島の選手コメント(JリーグYBCルヴァンカップ:2024年4月24日)
一覧へJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド 第2回戦 2024年4月24日(水)19:03KO ロートフィールド奈良
試合終了
00前半1
0後半5
2SH21
0CK13
9FK17
6
-
43'柏 好文
48'大橋 祐紀
52'満田 誠
89'東 俊希
90+1'ピエロス ソティリウ
90+3'マルコス ジュニオール
奈良クラブ奈良
--昨季はなかったトップでの先発出場でした。途中にアクシデントがあったので、序盤だけではありましたが、自分の最も得意な場所ではあるので、居心地の良さは感じる立ち上がりでした。押される展開になることは重々分かっていたことですので、ファーストクロスからそのあとの対応までの一連(の動き)をこだわって練習していましたが、前半の失点のところは全員が止まってしまっていました。逆に、J1クラブになるとそういうスキもないので、最後のシュートへの意識の差が出たと感じました。しっかり耐えれば、相手が焦れて背後にも空きが出てくるのではないかと思って、そうした展開に持っていきたかったですが、自分たちのほうが早めに失点をしてしまったので、逆に自分たちが前に出ていかなければならない状況になりました。また、途中で(退場者を出して)1人欠いてしまったので、かなり厳しいゲームになりました。
--今日の試合で得られたものはありましたか?リーグではまだ1勝しかできていなくて、今日もホームで相手の好きにさせてしまって、フラストレーションのたまる試合でした。その中でも、ファン・サポーターの方たちが雨の降る寒い中でも最後まで声を出して背中を押してくれていました。その声援を受け、ホームで勝利したいと思う気持ちはより一層強くなりました。
--今日はホームの公式戦では初めてのナイターゲームでした。僕個人としては、ナイターゲームの夏祭りのような高揚感のある雰囲気が好きです。照明設備の設置など、多くのサポートをいただいてナイターゲームを実現させてもらえたことは、選手として本当に喜ばしいと感じています。Jリーグに参入してまだ短い発展途上のクラブなので、試合を全力で戦って結果を出し、「こんな面白いエンターテインメントがあるんだ」と感じてもらって、いろんな人に知ってもらうことがとても大事だと思っています。そういう点においては、注目していただける試合ができたことはとても良かったと思う反面、スコアは残念なものになってしまったので、非常に悔しいと感じています。
--天候も優れない平日開催にもかかわらず、多くの観客が訪れた試合でした。奈良のファン・サポーターの方たちは、僕たちが奈良を盛り上げたいと思うのと同じ熱量でずっとともに歩んでくれています。今日も歴史的な1日にしようと思ってくれていることが僕たち選手に伝わってくるような応援をしてくれていました。だからこそ、この結果を非常に悔しいと感じています。
サンフレッチェ広島広島
--大きな点差での勝利となりました。前半は相手もコンパクトに辛抱強く守っていたので、自分たちは攻めあぐねてしまうというか、なかなか点に結びつかない時間が長くなってしまいました。終盤、相手選手に退場があったことも影響はあったと思いますが、自分たちが焦れずに続けられたことで、後半の相手の運動量が落ちてきたときに多くスコアを重ねられました。
--久しぶりの先発でした。今日の試合で得た反省点や手ごたえについて教えてください。相手がタイトなマークで寄せてきたり、辛抱強い連係で守られていたりしたので、簡単に中に入っていけませんでした。自分のいる真ん中のところでうまくパス交換をして左右に展開することができれば、もっと相手を広げて効果的に外の選手をフリーにさせることができたのではないかと思いました。中でボールを引き出せなかったというところと、裏に出す良いボールを送れなかった部分がありました。久しぶりの先発で試合勘の部分が難しかったですが、試合中に徐々に落ち着いてきて、前半の終わりぐらいからは適応していけたのではないかと思います。結果としてフル出場して勝てたこと、相手選手が1人少なくなる前からゲームを支配できていたことは良かったと感じています。常にチームに貢献していきたいですし、良い影響をもたらすことができるよう、継続して練習からしっかりやっていき、チームに必要とされるプレーを続けていきたいです。