大分vs鹿島の見どころ(JリーグYBCルヴァンカップ:2022年3月15日)
一覧へJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節 2022年3月15日(火)19:03KO レゾナックドーム大分
試合終了
32前半1
1後半2
7SH16
1CK0
19FK14
3
試合経過
フジテレビONE
FOD
SPOOX
リーグ戦にもつながるものを。大分、巻き起こせ上昇気流
本来であれば2月23日に開催されていたはずだった、JリーグYBCルヴァンカップAグループ第1節・大分対鹿島の一戦。明治安田J2第1節の開催前日だった同18日に大分に新型コロナウイルス感染症の陽性反応者が認められ、複数名が濃厚接触者認定を受けて1週間の活動停止を余儀なくされたため、リーグ戦とルヴァンカップそれぞれの開幕カードが中止となっていた。
大分の活動再開後にリスケジュールされ、あらためて3月15日に開催されることになった今節。その影響で大分はタイトな公式戦11連戦を戦っており、これがちょうど折り返し地点の6戦目となる。新体制で新たな戦術を浸透中のチームは、タフな日程をこなしながら、リーグ戦ではまだ思うように勝点を積めていない。ルヴァンカップは先に行われた第2節・G大阪戦を1-1のドローで終え、勝点1を得た。
3月6日、9日、12日とそれぞれ中2日でリーグ戦をこなし、そこからまた中2日での今節。リーグ戦を全試合出場しているメンバーも多く、ここからまたルヴァンカップを含む6連戦を戦うことを考えれば、この試合ではメンバーをターンオーバーするであろうと予想される。G大阪戦ではプロデビュー戦となった19歳のGK西川 幸之介や大卒ルーキーのストライカー・宇津元 伸弥が今後への伸びシロを感じさせたほか、リーグ戦に出場していないメンバーが好ゲームを繰り広げたこともあり、今節はリーグ戦につながるプレーにも期待したいところだ。
鹿島はルヴァンカップAグループ第2節・C大阪戦に0-1で敗戦。17歳・北野 颯太のプロ初ゴールによって早々に先手をとられ、後半の修正で猛追すると決定機を量産したが、あと一歩というところでゴールが遠く不本意な結果となった。だが、リーグ戦では開幕戦でG大阪を3-1と圧倒。その後、川崎Fには敗れたが、柏、神戸を完封して3勝1敗の好スタート。帰ってきた鈴木 優磨を含めピッチ全域に並ぶ豪華な顔ぶれが、強度の高いプレーを披露している。
そして今節は、今季から就任したレネ ヴァイラー監督の初陣。11日にようやく入国し、当初は19日のJ1第5節・湘南戦から指揮を執ると見られていたが、予定を早めた。リーグ前節・神戸戦から中3日、起用選手を含め、新指揮官のお手並みに注目が集まる。
大分にとって鹿島は、昨季J1残留争いから脱落しJ2降格が確定した一戦の相手。生き残るための策を凝らして挑んだが、強豪との地力の差を見せつけられ、“0-0での善戦”に終わっている。今回の対戦ではそういうプレッシャーを感じることなく、出場機会に飢えたメンバーが“格上”相手に臆することなく立ち向かえるシチュエーション。好結果を出し、リーグ戦にまで及ぶ上昇気流を呼び込みたい。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
大分の活動再開後にリスケジュールされ、あらためて3月15日に開催されることになった今節。その影響で大分はタイトな公式戦11連戦を戦っており、これがちょうど折り返し地点の6戦目となる。新体制で新たな戦術を浸透中のチームは、タフな日程をこなしながら、リーグ戦ではまだ思うように勝点を積めていない。ルヴァンカップは先に行われた第2節・G大阪戦を1-1のドローで終え、勝点1を得た。
3月6日、9日、12日とそれぞれ中2日でリーグ戦をこなし、そこからまた中2日での今節。リーグ戦を全試合出場しているメンバーも多く、ここからまたルヴァンカップを含む6連戦を戦うことを考えれば、この試合ではメンバーをターンオーバーするであろうと予想される。G大阪戦ではプロデビュー戦となった19歳のGK西川 幸之介や大卒ルーキーのストライカー・宇津元 伸弥が今後への伸びシロを感じさせたほか、リーグ戦に出場していないメンバーが好ゲームを繰り広げたこともあり、今節はリーグ戦につながるプレーにも期待したいところだ。
鹿島はルヴァンカップAグループ第2節・C大阪戦に0-1で敗戦。17歳・北野 颯太のプロ初ゴールによって早々に先手をとられ、後半の修正で猛追すると決定機を量産したが、あと一歩というところでゴールが遠く不本意な結果となった。だが、リーグ戦では開幕戦でG大阪を3-1と圧倒。その後、川崎Fには敗れたが、柏、神戸を完封して3勝1敗の好スタート。帰ってきた鈴木 優磨を含めピッチ全域に並ぶ豪華な顔ぶれが、強度の高いプレーを披露している。
そして今節は、今季から就任したレネ ヴァイラー監督の初陣。11日にようやく入国し、当初は19日のJ1第5節・湘南戦から指揮を執ると見られていたが、予定を早めた。リーグ前節・神戸戦から中3日、起用選手を含め、新指揮官のお手並みに注目が集まる。
大分にとって鹿島は、昨季J1残留争いから脱落しJ2降格が確定した一戦の相手。生き残るための策を凝らして挑んだが、強豪との地力の差を見せつけられ、“0-0での善戦”に終わっている。今回の対戦ではそういうプレッシャーを感じることなく、出場機会に飢えたメンバーが“格上”相手に臆することなく立ち向かえるシチュエーション。好結果を出し、リーグ戦にまで及ぶ上昇気流を呼び込みたい。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]