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清水vs磐田の見どころ(JリーグYBCルヴァンカップ:2017年5月10日)

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再びの“静岡ダービー”。清水はホームで磐田を迎撃



JリーグYBCルヴァンカップグループステージで3戦3敗の清水にとっては、「もう勝たないと、3位には入れない」と小林 伸二監督が危機感を持つように、残り3試合を意義のあるものにするためには、確実に勝点3が求められる。一方の磐田も予断が許さない状況だ。現在2勝2敗で3位のFC東京と勝点で並んでいるものの、得失点で上回られ4位。磐田はこの試合の後、ルヴァンカップが1試合休みになるので、先に勝点を積み重ねておきたいところだ。

清水はルヴァンカップ第4節が休みだったため、第3節・仙台戦以来のカップ戦となる。その仙台戦は1つのプレーが試合を分けた。31分、村田 和哉のクロスにチアゴ アウベスが「右足で決めたのは、プロでは初めてかもしれない」と、利き足とは逆でゴールに押し込んで先制。しかし前半アディショナルタイム、すでにイエローカードをもらっていたフレイレがボールを処理する際に不用意に足を上げて、2枚目のイエローカードで退場。10人になった清水は、この点差を維持できなかった。後半開始直後に同点ゴールを決められると、次々とゴールを決められ、終わってみれば1-3の逆転負け。ルヴァンカップ初勝利は消えた。

磐田のルヴァンカップ第4節は柏と対戦。16分にドゥドゥのスルーパスからディエゴ オリヴェイラがDFを1人かわして、ゴール右に流し込み柏が先制。その後も柏に攻められる時間が続き、その度になんとか耐え抜く磐田は、65分に川辺 駿、72分には齊藤 和樹を投入し、徐々に流れを引き戻す。すると76分、齊藤のクロスに川辺が合わせて同点に追い付く。交代出場の2人がすぐさま結果を出した。さらに86分には、ペナルティエリア内のハンドで獲得したPKを小川 航基が冷静に決めて逆転。ルヴァンカップ2勝目を挙げた。

今回は明治安田J1第5節以来の対戦。4年ぶりの開催となった“静岡ダービー”は、清水が1-3の完敗。清水としてはそのリベンジマッチとなる。ただ清水としては、相性の良いデータが後押しするかもしれない。清水のホームで行われた“静岡ダービー”は、12試合負けがない。アイスタでは、今季公式戦で一度も勝てていないが、このダービーで勝利を収めて、リーグ戦にも良い影響を与えたいところだ。

また、磐田としてはカップ戦前節でもゴールを決めた小川 航基を中心に攻撃を展開したい。ルヴァンカップでは、第3節・FC東京戦のハットトリックなど計4得点で、得点ランクトップに躍り出た。また、2016年のJリーグスカパー!ニューイヤーカップで、清水相手に“プロ初ゴール”を決めている大型ストライカーは、この試合の後にU-20ワールドカップ前の合宿に臨むことになる。“置き土産”としてのゴールを決めて、磐田のグループステージ突破を近づけたい。

[ 文:田中 芳樹 ]





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