千葉vs水戸のマッチレポート・動画(明治安田J2リーグ:2024年9月7日)
一覧へ明治安田J2リーグ 第30節 2024年9月7日(土)19:03KO フクダ電子アリーナ
試合終了
41前半0
3後半0
17SH14
6CK3
8FK13
0
小森が3試合連続2ゴール。千葉が無失点で3連勝を飾る
立ち上がりから一進一退の攻防が続いたが、スタート11人、控え7人ともに前節の大分戦とまったく同じメンバーで臨んだ千葉が少しずつ押し込んでいく。
すると20分、右コーナーフラッグ付近で岡庭 愁人のスローインを受けた風間 宏矢が相手を背負いながらターンしてゴールライン際を突破し、グラウンダーのクロス。セットプレーの流れで前線に残っていた佐々木 翔悟がスルーし、エドゥアルドがシュートを放つと、小森 飛絢がゴール前で反応し、右足のバックヒールで方向を変えてゴール左へ。勢いに乗る小森が見事な技術で3試合連続ゴールを決め、千葉が先制に成功した。
その後も千葉は引かず、水戸も相手を勢いに乗せず、両者ともに攻める姿勢を出していく。終盤には両チームともにチャンスを作ったが、1-0のまま前半を終えた。
千葉は56分、佐々木のミドルシュートはGK松原 修平にはじかれたものの、こぼれ球を拾った小森が冷静に流し込んでゴール。小森はこれで3試合連続2ゴールとなった。
2点のビハインドを背負った水戸もあきらめずにゴールを狙って攻撃を仕掛けたが、この試合の3点目を奪ったのも千葉だった。
76分、佐々木が下げたボールを受けた小川 大貴が縦パスを入れる。松田 陸が中央へ送り、風間がヒールパスを送ると、後方から相手の間に走り込んだ田中 和樹が左足でゴール左に流し込んで、9試合ぶりのゴールを決めた。
さらに81分には、その4分前に田口 泰士、横山 暁之とともにピッチに入っていた杉山 直宏が右サイドを突破してゴール前に低いクロスを送ると、相手のオウンゴールで4点目。大量リードにも気を抜かなかった千葉が、3試合連続の複数得点、2試合連続の無失点で3連勝を果たした。
[ 文:菊地 正典 ]