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名古屋vs岐阜のマッチレポート・動画(明治安田生命J2リーグ:2017年3月4日)

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歴史の1ページ目は、両軍譲らぬ引き分けに



明治安田J2第2節、名古屋と岐阜がリーグ戦で初めて戦った「名岐ダービー~木曽川の合戦~」は、その記録の1ページ目を飾るにふさわしい激しい試合で、1-1と両軍譲らぬ引き分けとなった。

両チームとも、人とボールを連動させるパスサッカーのガチンコ勝負。前半は岐阜の動きの良さが目立った。ボールを奪われても素早いプレッシャーで奪い返す「切り替えの早さ」を見せ、11分には中盤でボールを奪うと細かいパス回しで名古屋のエリアに進入、折り返したところをシシーニョがミドルシュートで狙う。さらに24分にはビッグチャンス。左サイドから中に切れ込んで打った古橋 亨梧のシュートは枠をとらえたが、名古屋のGK楢﨑 正剛がなんとか片手でクリア。名古屋はピンチを免れる。

岐阜が押し込みながら得点を奪えず0-0で迎えた後半は、守備の修正を施した名古屋が徐々にペースをつかみ始める。66分にはDFの内田 健太がこの試合チーム初シュート。70分には玉田 圭司のパスから和泉 竜司が狙うが、枠をとらえられない。

すると、後半押し込まれていた岐阜にゴールが生まれる。79分、右サイドに張っていた田中 パウロ淳一の左足で放ったシュートが、楢﨑の手をかすめるようにしてゴールネットを揺らした。

このまま岐阜が勝利を挙げるかと思われた90分、八反田 康平のCKに後ろから飛び込んだ内田が値千金のヘディングシュートを決め、名古屋は辛うじて勝点1を拾った。

苦しみながら引き分けた名古屋の風間 八宏監督は「勝てなかったのは残念だが、岐阜が素晴らしいサッカーをして、良い試合をお客さんに見せられた」と満足そうに語った。

名古屋対岐阜の「名岐ダービー」。これから新しい歴史が作られていく予感をさせる、そんな好ゲームだった。

[ 文:斎藤 孝一 ]
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