群馬vs清水の見どころ(明治安田生命J2リーグ:2016年10月29日)
一覧へ明治安田生命J2リーグ 第38節 2016年10月29日(土)17:00KO 正田醤油スタジアム群馬
試合終了
00前半2
0後半2
5SH10
2CK5
21FK13
4
群馬は真っ向勝負で「屈辱」の借りを返す
群馬は明治安田J2第15節の敵地清水戦で、J2ワースト記録タイとなる8失点を喫して大敗した。チームには、あの屈辱が焼き付いている。その試合に先発し、力の差を見せつけられた山岸 祐也は「前回の清水戦では情けない試合をしてしまったので、今回は結果にこだわって戦う」とゲームへ向かう。群馬は前節の横浜FC戦で、前半を1-2とリードして折り返しながらも、後半に逆転されて3-2で敗れた。チーム自体には成長が見受けられるため、結果につなげられるかがカギだ。
清水は前節の北九州戦を、大前 元紀、鄭 大世の3試合連続となるアベックゴールで2-0の快勝。チームは破竹の4連勝となっている。リーグ後半戦での黒星はわずかに3つ。最近10試合は松本に敗れたのみで、8勝1分1敗と圧倒的な結果を残す。攻守ががっちりとかみ合ってきた清水を倒すのは簡単なことではない。
群馬の服部 浩紀監督は「前回の借りを返す場所はここしかない。受け身にならずアグレッシブにぶつかっていく。引き分けとかじゃなく、勝利だけを狙って戦う」と真っ向勝負を誓う。群馬の次節の相手は残留を争う岐阜、清水は昇格を争う京都との対戦が控えるだけに、今ゲームで弾みをつけたいところだ。
[ 文:伊藤 寿学 ]