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北九州vs松本の見どころ(明治安田生命J2リーグ:2016年7月16日)

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絶好調の松本に首位浮上の可能性。北九州は「自己表現」を意識

前節の金沢戦を4-2で勝って4連勝、C大阪を得失点差で上回って2位に浮上した松本は、ここ10試合で見ても8勝1分1敗と完全に勢いに乗った状態。一方の北九州は、「明治安田J2第20節の千葉戦と第21節の東京V戦をいずれも「2-1」のスコアでものにして今季初の連勝を収めたが、前節の山口戦で5-1の大敗、勢いの波に乗り損ねた状態で今節を迎える。

山口に惨敗した北九州の柱谷 幸一監督は、松本戦の第一のテーマを「原点回帰」とした。「技術、戦術、メンタルといった全ての面で基本的なことをまずはしっかりとやること。その上で自分たちの基本スタイルである『攻守においてコンパクトに連動する』、『ハードワークをして粘り強く戦う』ことをゲームの中でしっかりと表現する」と、好調チームとの対戦であることとは無関係に、まずはしっかりと自己表現することを意識したいと話した。

その上で、2試合連続ゴールで計7得点を挙げてチームトップスコアラーである高崎 寛之の高さと強さ、高崎に次ぐ5得点を挙げて単なる配給役にとどまらない活躍を見せている工藤 浩平、松本の得点源であるセットプレーのキッカーとして目立つ活躍をする宮阪 政樹の「3人組」には特に警戒が必要としている。

松本はここ5試合の失点数が7失点と多いのが気掛かりではあるが、前述した3人の活躍もあって失点数を上回る11得点を挙げており、相手を威圧するだけのパワーを手にした印象。前節で工藤とシャドーの位置で並んだ石原 崇兆のドリブル突破と、右サイドに位置する飯尾 竜太朗の攻守両面での積極性という個性も、周囲との関係性の中でうまく生かされている。チーム全体として見ても、大きな死角は見当たらない。5連勝を収めることができれば、1試合消化が少ない札幌を抑えて首位に躍り出る可能性がある。

[ 文:島田 徹 ]





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