横浜FMvsFC東京の監督コメント(明治安田J1リーグ:2024年9月28日)
一覧へ明治安田J1リーグ 第32節 2024年9月28日(土)17:03KO 日産スタジアム
試合終了
11前半1
0後半2
11SH17
3CK3
21FK13
3
- 5'アンデルソン ロペス
-
19'岡 哲平
60'俵積田 晃太
89'仲川 輝人
横浜F・マリノス横浜FM
[ ジョン ハッチンソン監督 ]
やはり負けは心が痛みます。残念で仕方ありません。スタートはコントロールできて落ち着いてプレーし、ゴールも奪えました。良い動きが出ていた中、同点に追いつかれて少しずつ崩れていきました。後半、トランジションから失点してしまいました。それを許してしまえば、FC東京の思うがままになってしまいます。監督として、とても責任を感じます。切り替えの部分でやられてしまったので、そこを最優先で修正しなければなりません。また次の水曜日には試合があります。良い準備をして挑みたいです。
--過密日程の影響があるのでしょうか。もちろんタフなスケジュールですが、言い訳にするつもりはまったくありません。リーグ戦だけのチームであれば6、7試合を残すのみです。自分たちは現時点で15試合を残している。国内のカップ戦で準決勝に進んでいるので、決勝に勝ち進めば、さらに2試合増えます。このスケジュールではローテーションをせざるを得ません。今季、60試合以上戦うチームもあるということについてはフォーカスしてもらいたいです。来年、70試合程度こなすチームが出てくるかもしれません。そのスケジュールの中で一試合一試合、観に来る方たちに魅力あるサッカーを提供しなければならない。スケジュールの組み方については考えていただきたいです。ただ、自分たちは立ち止まりません。勝ちに向けて戦っていきたいです。
--悪くない内容だったと思います。ミスが起点となった2、3失点目で最後のキワで止められていれば、展開が変わったように思います。すべてが悪いわけではありません。良いサッカーが出ている中、中央でもサイドでも自分たちの攻撃はできている場面が出ました。ボールを握っているとき、どれだけ相手を(自分たちの)ゴールから遠ざけることができるかが大事です。カウンターになったとしても奪いやすいし、時間もかけられます。2失点目は簡単に中央で失ってしまいました。そこから3本のパスで仕留められたカウンターは絶対に避けないといけません。とにかく簡単に失わないことが大事です。しっかりと握り、動かし、支配する自分たちのサッカーを取り戻さないといけないし、切り替えの甘さも修正しないといけません。
FC東京FC東京
[ ピーター クラモフスキー監督 ]
予期したとおりの試合でした。エキサイティングな場面も多く、自分たちの強いパフォーマンスを出せました。ここ最近の試合からもっと積み上げていこうとしてきました。相手の弱みを突いていけると思っていたし、良いスペースを使い、良い場面を作れました。その中で良い得点が生まれました。もっと点が入ってもおかしくなかったとも思います。そこは継続していかないといけません。立ち上がり、アグレッシブに守備をしにいきましたが、そこでやられたわけではありません。ただ、無失点に抑えられなかったところは残念です。
そして、チームとしてのパフォーマンス、決まり事を実行するところは強く戦えました。全力を出し切り、アグレッシブに、そしてタフにプレーしてくれました。彼らのパフォーマンスと取り組む姿勢を誇りに思いますし、自分たちがやってきたことが報われました。近年、FC東京はマリノスに勝利できていませんでした。選手たちはクラブにとって誇りに思えることをやってくれましたし、足を運んでくれたサポーターのために戦ってくれました。
--立ち上がりに先制を許したあと、どのような指示を送りましたか。まず先制点を奪おうと送り出しました。序盤に先制を許して難しい状況になってしまいました。その状況は自分たちが登らなければならない山でしたし、強いパフォーマンスで乗り越えたと思います。このパフォーマンスがメンタリティーにつながっています。そのメンタリティーは日々行っている取り組みから作られました。
--FC東京のコンディションの良さが目立ちました。準備のプロセスによるものだと思います。それを継続することでアグレッシブに戦うエンジンを作れています。マリノスも同様にそれを何年間にもわたって作ってきたはずです。自分たちは一歩一歩作っているところです。これからも継続して強くなりたいと思っています。