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広島vs柏の見どころ(明治安田J1リーグ:2024年8月25日)

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30年ぶりの6連勝へ向けて。スキッベ広島、三度目の挑戦

広島は21日に臨んだ天皇杯ラウンド16・愛媛戦で勝利し、準々決勝へ勝ち上がった。明治安田J1では2位につけて、首位の町田を4ポイント差で追いかけている。来月にはJリーグYBCルヴァンカップのプライムラウンドが始まり、先日に組み合わせ抽選が行われたAFCチャンピオンズリーグ2も開幕する。

4つの大会を並行して戦っていくタフな日程が控えているが、ミヒャエル スキッベ監督はいつもどおり目の前の一試合に向き合っていくスタンスを変えない。愛媛戦が終わったあとも、4日後に行われる試合のことをまず考えていた。

「(天皇杯準々決勝の)ガンバ戦まではまだ少し時間がありますし、まず自分たちがやらなきゃいけないことは、次の柏戦に向けて良い準備をしていくことだと思っています。まずしっかり回復して、次の柏戦に挑みたいと思います」

愛媛戦で前節・名古屋戦から先発メンバーを変更せず臨んだ指揮官は、今節の柏戦も大きくメンバーを替えることなく臨んでいくだろう。暑い日が続く中で疲労の蓄積は心配だが、愛媛戦で途中出場から流れを引き寄せた中島 洋太朗や、先制点を挙げたトルガイ アルスランも状態を上げてきており、ドウグラス ヴィエイラも戻ってきた。戦力はどんどん整ってきており、柏戦でも高いパフォーマンスを見せていくはずだ。

柏も21日に天皇杯ラウンド16に臨み、前回大会のファイナリストは神戸に敗れて敗退することになった。井原 正巳監督は「立ち上がりの、早い(時間の)失点というのが、ゲームの最後まで響いたところはありますが、そのビハインドを90分間なんとか取り返そうという思いで、選手たちは本当にハードワークしてくれたと思っています。 後半何度か訪れたチャンスもあったと思いますし、そういうところでしっかりと決め切れていれば……というところは、まだわれわれの力不足なのかなと思っています」と試合を振り返っている。

3分に失点を喫した守備面の課題と、後半にチャンスを多く作りながらも決め切れなかった攻撃面の課題を、これからの試合でどうクリアしていくか。リーグ戦は残り12試合となった中、しっかりとみんなで向き合って1つでも多くの勝利をつかんでいきたいところだ。今季は60分以降の得点が17得点で、総得点の半分以上を60分以降に奪っていることになる。終盤に勝負を持ち込んでいけるかがポイントになってくるに違いない。

また、現在5連勝中の広島が今節で勝てば、実に1994年以来30年ぶりの6連勝を飾る。ミヒャエル スキッベ監督体制が始まった2022年も5連勝を果たし、昨季も5連勝を果たしたが、6連勝は成し遂げられなかった中で、今季はそこを乗り越えることができるか。

[ 文:寺田 弘幸 ]





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