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ルヴァン 準々決勝 第1戦
ルヴァン 準々決勝 第1戦

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[ 2007 ゆく年くる年:東京ヴェルディ1969 ] ] | J's GOAL | フォトニュース

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2007 ゆく年くる年:東京ヴェルディ1969 ]
【2007 Memorial Scene】
ホーム最終戦となった愛媛戦後のセレモニー。この日の勝利で東京VはJ1復帰をほぼ決定付け、共に戦ってきたサポーターと喜びを分かち合った。サポーターやスタッフが思いを込めて折った緑の鶴が舞うゴール裏スタンドの前に並び、笑顔で声援に応える選手達、サポーターへの感謝の言葉を伝えるラモス監督・・・。
苦しみ抜いたJ2での戦いにようやく終止符を打てることを実感した瞬間だった。

【東京ヴェルディ1969 Playback 2007】
「J2史上最強布陣」、「7連敗」、「監督辞任騒動」、「フッキ」、「16試合負け無し」、そして「J1復帰」・・・・今季の東京Vを端的に語ると、相反するようなキーワードが並ぶ。J1復帰を果たすことができたのは、ある意味「当然」、ある意味では「奇跡」。本当に、紆余曲折のシーズンだった。

「ぶっちぎりで優勝を決めてもらう」。大型補強でラモス監督をサポートした萩原社長のこの言葉で幕を開けた東京Vの2007シーズンは、開幕から5試合を4勝1分と予定通りの滑り出しを見せた。
ところが、まさかの7連敗で一転、シーズン序盤にして昇格候補から一気に脱落する。
そして遂にラモス監督が辞意を示唆、チームは暗澹たるムードへ。が、4バックから3バックへのシステム変更で息を吹き返すと、他方では上位チームが軒並み足踏み状態になるなど運も味方。また、苦境を乗り切ったことでチームの結束力は飛躍的に高まっていく。更にフッキの1トップを採用すると快進撃が続き、終盤は16試合負け無し。一時は「昇格の可能性は殆ど無くなった」と言われたチームは、ホーム最終戦(愛媛戦@味スタ)でほぼ昇格を手中に収め、最終節(C大阪戦@長居)には「勝てば優勝」という立場で挑むことになった。

結果、優勝は逃したものの、悲願のJ1復帰達成。ジェットコースターに乗っているかのような日々だったが、無事目的地に辿り着いた。まずはそのことを素直に喜びたい。2年間、チームはただ「J1へ帰る」ことだけを目指して戦ってきた。これでようやく、東京Vとしての目標に向かう権利を得たのだ。
「辛かった」、「きつかった」、「苦しかった」・・・・監督、選手達が今季を振り返る言葉は、そのままサポーターの言葉でもある。この思いが本当の意味で報われるのはいつか?
2008年、ヴェルディはリスタートの年を迎える。

Text by 高木 聖佳

2007年12月29日(土)

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