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[ 2007 ゆく年くる年:徳島ヴォルティス ]
【2007 Memorial Scene】
第22節の札幌戦。これが今シーズンにおける徳島の運命を決めた一戦だったと言っても過言ではない。
アウェイながら首位・札幌から勝点1をもぎ取り、結果こそ悪くなかった。しかし徳島はこの戦いでDFリーダー河野を大ケガによって失ってしまう(右足 下腿骨 開放性骨折/全治4〜6ヶ月と診断)。それまで連敗はわずか1度だけ(2連敗)と粘り強い戦いを続けていたチームは守りの安定感を失い、それによって2度の7連敗までも喫することに…。この一戦が徳島の失意のシーズンへの入口となってしまったと言えるだろう。
●写真は、2度目の7連敗中(10/28・C大阪戦)にホームゲームで敗れた徳島の選手たち。試合後は、ぼう然とした表情だった。

【徳島ヴォルティス Playback 2007】
第1クールから第2クール中盤まで、徳島は決して悪くなかった。今季から指揮を取る今井雅隆監督のもと、チームは昨年最下位に沈む最大の要因となった失点数の多さを確実に解消。組織としても、また選手個々にも成長を見せ、一歩一歩ではあるが勝点を積み重ねていた。しかし第2クール終盤、思わぬ事態に見舞われる。守備の中心であった河野が今季絶望となる大ケガで戦線離脱、さらにエース羽地の移籍も重なり、チームは急きょ想定外の大掛かりな再構築を求められた。
そして、結果的に見れば、それに十分対応し切れなかったと言わざるを得ない。失点数の増加に加えて極度のゴール欠乏症にも陥り、ついには何としても避けたかった2年連続最下位という屈辱的な成績で今季を終えてしまった─。
確かに前進した部分はある。だが、やはりプロの世界において最優先されるべきは結果だ。チームとしてこの現実をどう受け止め、どのように次の歩みを踏み出すかが新シーズンに向けて重要となるであろう。また、来季は美濃部直彦新監督の就任が決まっているが、今季京都がJ1へ昇格する礎を築いた名将が、果たしてこの徳島をどう再生させるかも今から注目が高まる。

Text by 松下英樹

2007年12月31日(月)

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