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ルヴァン 準々決勝 第1戦
ルヴァン 準々決勝 第1戦

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[ 2007 ゆく年くる年:浦和レッズ ]
【2007 Memorial Scene】
キャプテン山田、ピッチでACL優勝を味わえず――。
94年の加入以来、浦和一筋でプレーしてきた山田は、かつてのチーム低迷期を知る数少ない選手。その山田は、ほとんどケガもなく常にレギュラーとして活躍し続けきて、現在ではチーム最多出場記録を更新中。だが、ACL準決勝の城南一和戦(第2戦)で負傷し、選手人生で初の長期戦線離脱を強いられることになった。「これまでケガで試合に出られなかった記憶はほとんどない」(山田)。
結局、決勝には出場できず、優勝の瞬間も黒いベンチコートを羽織りながら外から眺めることに。
表彰式、一旦は代理キャプテンの鈴木がトロフィーを掲げたが、周囲の後押しもあってか、山田がゆっくりと表彰台へ歩み寄る。ピッチで優勝の瞬間を体験できなかったものの、うれしそうに、そして照れくさそうにトロフィーを掲げる山田の姿がとても印象的だった。

【浦和レッズ Playback 2007】
2007シーズン、指揮官がブッフバルトからオジェックへと変わり、新たなスタートを切った浦和。G大阪とのゼロックススーパーカップでは、いいところなく0対4と大敗を喫する苦しい船出となったが、その後は立て直しを図り、初出場となったACLでは見事無敗優勝を飾り、念願だったアジア王者に輝いた。
昨オフに獲得した唯一の新加入選手、阿部勇樹もシーズンが進むにつれ、徐々に存在感を発揮。3バックの左をベースに、チーム事情に合わせて様々なポジションをこなす器用さで、指揮官の采配を助けたといえるだろう。
ただJ1ではACL優勝後、安堵感からか、溜まっていた肉体的な、そして精神的な疲労がどっと出てしまい、思わぬ失速。ラスト3試合を、無得点、1分け2敗で終えることになり、ほぼ手中に収めていた連覇の夢を、鹿島に阻まれてしまった(最終節は最下位の横浜FCにまさかの敗戦)。
決勝トーナメントからの参加となったナビスコカップ、天皇杯でもあっさりと姿を消すなど、振り返れば唯一手にしたタイトルはACLだけだった。
昨季に続き、失点28はリーグ最少となったものの、個に頼り過ぎる攻撃に限界が見えた気がする。エース・ワシントンも退団し、来季は新たな攻撃スタイルの確立が求められるシーズンとなりそうだ。

Text by 栗原まさお

2007年12月28日(金)

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