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AFC U-19選手権中国2010 グループステージ第2戦(vsベトナム)試合結果、監督・選手コメント(10.10.06)

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U-19日本代表 4-0(2-0) U-19ベトナム代表

10月6日(水) 14:30キックオフ(現地時間)

■得点経過
8分 六平 光成
45分 宇佐美 貴史
77分 宇佐美 貴史
90+2分 宇佐美 貴史

■メンバー
・GK
川浪 吾郎(柏レイソル)
・DF
平出 涼(FC東京)
阿部 巧(横浜FC)
遠藤 航(湘南ベルマーレユース)
岡本 拓也(浦和レッズユース)
・MF
藤田 息吹(慶應義塾大学)
菊池 大介(ザスパ草津)
酒井 高徳(アルビレックス新潟)
六平 光成 (中央大学)
・FW
宇佐美 貴史(ガンバ大阪)
杉本 健勇(セレッソ大阪)

■交代
80分 杉本→永井 龍(セレッソ大阪)
85分 藤田→加藤 大(アルビレックス新潟)
85分 六平→風間 宏希(ロウレターノ/ポルトガル)

■試合後コメント
・布 啓一郎監督
初戦に続いて勝ち点3を積み上げることが出来たことが一番良かった。点もしっかりと取れたし、守備もゼロで抑えることが出来たのは良かった。

―今日の試合前のプランと、実際の戦いぶりはいかがでしたでしょうか?
ベトナムはテクニックがあって、1戦目のヨルダン戦を見ると、運動量があるチーム。彼らのテクニックを出させないためにも、ボールプレスをしたかった。チーム全体でコンパクトにして、いい形でボールを奪って、繋いで行くことがいい形で出来ました。1戦目の硬さが取れて、全体的に運動量が出たと思います。

―プロ選手が中心の中で、大学生の選手が多くいますが、その辺はどうなのでしょうか?
大学生の選手が4人います。もちろんプロの環境で、厳しい戦いが経験できますが、プロはレベルが高くて、試合に出られないことも多い。しかし、大学生はほぼ毎試合出ることが出来て、経験を積むことが出来ます。そこはどちらがいいか比べられないと思います。

―これからの日本チームの目標をお願いします。
2試合を終えて、まだ3戦目もあります。ただ、我々にとって勝ち点6が取れたことは、出来がいい状態だと思います。これからは特別なことをしないで、今までトレーニングしてきたことをしっかりと出せるように、疲労もあるので、しっかりとリカバーをして、次以降の試合に臨んで行きたいと思います。

・杉本 健勇選手
前の試合出ていなくて、今回チャンスをもらったので、絶対に点を取りたかった。でも結果として点を取れていないので、そこは悔しいです。ただ、チームが勝てたことはプラスになると思います。90分ではないですが、後半途中まで出られたことは、自分の中でプラスになりますし、コンディションも上がりましたし、あとは次の試合、一番大事なのは準々決勝ですので、そこで点を決めてナンボだと思うので、その試合に出られるように、得点を決められるように、しっかり準備したいですね。

―今日はうまくクサビを受けて、前線で起点になっていました。
そうですね。そこは出来ていたと思うのですが、そのタメを作って落として、サイドにボールが行ってから、中に入っていくスピードだったり、入り方だったりがまだまだだと思います。

―自身のコンディションはいかがですか?
調子は合宿が始まった頃から上がってきていますし、コンディションも個人としてもいいし、チーム全体としてもいいと思う。いい雰囲気で出来ていると思います。

―今後、どういったところを修正していきたいですか?
今日も後半になったら相手は間延びして中盤のスペースが開くけど、逆に日本も間延びをして中盤があいてしまうことがあるので、そこをコンパクトにすること。一つひとつのパスのミスが今日は凄く多かったので、いい攻撃は出来ていたけど、パスのズレだったり、細かいところで、そこを通っていればシュートまで行けたのに、相手に当たったりしてカウンターを受けて、自分たちがしんどい思いをしていたシーンが凄くあったので、一つひとつの細かいパスとかをしっかり出来れば、もっといい攻撃が出来ると思うし、もっと楽に試合を運べたと思います。

・宇佐美 貴史選手
まだまだです。この1試合だけのことなので、もっと悔しさとかを晴らしたいですね。この環境をいいエネルギーに出来ていると思います。全体的にフィニッシュのところからもっとしっかりしないと。今日ももっとパスが通っていたら、もっと点が取れていますから。そこは凄くもったいないし、そういうことをしていたら、もっと強い相手のときに勝てないので、そこをもっと丁寧にやりたいと思います。

―全体的に初戦よりも全体の動きが良かったと思います。
前半からいい形が何度も出来ていました。1試合目がああいう形だったので、あれでも勝てたのだから、自信を持ってやっていこうと。自分たちの力を出せれば勝てるからというのは、みんなで話し合いました。しっかり戦えたと思います。

・六平 光成選手
先制点は思い切って打ったら入ったので、本当に良かったです。試合やってみたら、意外とバイタルエリアが空いていたので、宇佐美からいい形でボールがもらえて、思い切って打ったら入ったので、良かったです。

―初戦と比べて動きが良かったですが。
硬さが取れたのと、身体も1試合やって動けるようになったことと、ピッチにも慣れてきて、思うプレーも出来るようになってきました。あとは最後のところのプレーの精度をもっと上げて臨みたいと思います。

―視野をうまく確保して、余裕を持ってプレーできるようになってきていると思うのですが。
今日は試合勘も戻ってきて、だいぶ周りも見えてきて、余裕も出来てきました。これまでは自分も怪我をしていて、試合から遠ざかっていて、一昨日1試合をこなして、だいぶ試合勘は戻ってきたし、相手との間合いも分かってきたので、そういうところでいいプレーが出来て良かったです。初戦の後半からだんだん良くなって、今日もこういう動きが出来たので、このまま試合に集中して臨みたいです。最初に点が取れて、前で動けてよかったですね。次の3試合目もあるし、準々決勝に勝たないと意味がないので、そこで勝てるように頑張りたいです。

・遠藤 航選手
第1戦よりは今日の方が良かったです。みんなのカバーの意識が上がったので、僕らがパニックになることは少なかった。今日はベトナムの方がうまくて、インターセプトが出来なかった。なので、自分がインターセプトして上がることはありませんでした。第1戦目より、CB同士のコンビネーションは上がっていると思います。サイドバックともカバーリングの意識が上がっているので、カバーし合えていると思います。

・藤田 息吹選手
第1戦はひどかった。あれだけパスが回らない試合は珍しかったです。今日は硬さがとれて、みんなノビノビとプレーしたので、そういう関連性は良くなりました。六平の早い時間の得点で楽になりましたし、彼が前に行っている分、自分が後ろでカバーをすることを心がけました。それが出来たと思いますし、それこそが自分の仕事だと思っています。

以上
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