大宮アルディージャでは、4月19日(日)に大宮ロータリークラブ主催、さいたま市、さいたま市教育委員会後援による「オレンジの苗木200本無料配布イベント」に参加しましたので、その模様をお伝えいたします。
地球温暖化防止のエコ活動は他人ことではない我々一人一人が自覚をもって取組んでいく問題です。今回のイベントはオレンジの苗木を育てることによって地球温暖化を実感し、二酸化炭素排出防止に取り組んでいくため、『エコ啓発活動』の一環として参加しました。
また、世界的な奉仕団体である国際ロータリークラブの国際親善プログラムへ、昨年大宮アルディージャのクラブスタッフが参加し、ブラジルに渡り様々な経験をさせていただきました。その時にブラジルの子どもたちが大勢で一つのボールを追いかけ、サッカーをする姿を見て、クラブから何かできないかと考えました。
大宮ロータリークラブと大宮アルディージャが一緒に何かできないかと相談した結果、クラブからは昨シーズン選手が試合や練習で使用したサッカーボールを、ロータリークラブからは会員からの寄付金を募り、ビブスとマーカーコーンを送る事になりました。
13:15から受付が開始されると、事前に申し込んだ親子がNACK5スタジアム大宮に集まってきます。アルディも登場し受付でお出迎えをしました。
14:00からイベントが始まりました。大宮ロータリークラブの江本様より今回のイベントの趣旨を子供たちに説明し、続いて、イベントの後援となっているさいたま市より代表して相川宗一市長のご挨拶がありました。
大宮アルディージャの波戸康広選手、橋本早十選手も参加し、協力を呼びかけました。
続いて、スライドによりロータリークラブの取り組みの説明がされます。
身近な公園の植樹作業から、後進国の水道の整備、ポリオ撲滅のための運動など多岐にわたるロータリークラブの活動が紹介されました。
続いて大宮アルディージャからはブラジルの貧困の現実や子供たちの様子についてスライドで紹介しました。サッカーがしたくても満足にできない"サッカー王国"ブラジルの子供たち。日本で満足に食事があり、楽しくサッカーをすることができる喜びを感じてほしいという想いが込められています。
参加した子供たちは真剣にその説明を聞いていました。
説明が終わると全員でボールを磨きます。泥だらけのボールを少しでも綺麗にしてブラジルの子供たちに届けようと参加した子供たちは皆、真剣にボールをふいていました。
綺麗になったボールは空気を抜いてつぶし、ブラジルへと送られます。
そして、最後にオレンジの苗木が配られました。
最後に参加者の全員で記念撮影をし、オレンジの苗木を手に解散となりました。
ロータリークラブのテーマは『夢をかたちに』です。今回イベントに参加いただいた皆様の奉仕の心が「かたち」となるよう、そしてオレンジの苗木と共に実を結ぶよう心から願っています。
大宮アルディージャでは、今後も「明日のために、今日できること。」をテーマに現在の子供たちはもちろん、これから先の子どもたちのために、暮らしやすい地球環境を作ることを使命として、様々な形で積極的にエコ活動にも取り組んでまいります。また、国際的なこのような奉仕活動にも積極的に取り組み、協力していきます。
以上
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