●安達亮監督(神戸):
「チャンスも何度かできたんですけれど、相手に先に決められて、苦しい展開にもなり、まぁ後半はなんとか追いついて逆転しようと前掛かりになって、逆にカウンターで最後PK取られてという、非常に内容的には厳しいものになってしまいましたが、選手は本当にファイトしてくれたんでね、選手には本当に感謝しています。戦術的なところは今日に関しては自分もまだ見られていないところもあるので勘弁してほしいんですが、本当に最後よく戦ってくれたなと。ありがたかったです」
Q:今季を総括して、前半よくて後半は勝ちきれなかったですが、それぞれ良かったところとそうでなかったところを教えてください。
「うまくいかなかった部分で言うと、攻撃的にやった分、攻められた時に耐えられないというかね。それで失点してしまうところができなかったかなと思いますけれど。できた部分で言うと、今までのヴィッセルの歴史の中では一番こう自分達から攻撃を仕掛けて得点機を増やすというんでしょうかね、ま、それはできたことかなと思いますけれど」
Q:セレモニーでこみ上げる場面もありましたが、あの時はどんなことを思っていたのでしょうか?
「やっぱり9年という長い間お世話になったので、強い思いもありますし。まぁ、これだけのものを用意してもらってこの成績かぁていう悔しさもありました。でも、自分が離れるクラブなんですけれど、とにかく来年本当に優勝してもらいたいっていう気持ちも本当ですし。そういう思いがあって、ちょっとこみ上げるものがありましたけれど」
Q:セレモニーでは、ご自身の来年の目標がヴィッセルがタイトルを取るということでしたが、それはどういうことでしょうか?
「自分が離れるのは分かっているんですが、このクラブにとにかく成功してもらいたいという思いがありますし、やっぱり自分が9年間一生懸命に仕事をしてきたのは、そのためにやってきたのでね。自分がいる間に優勝すればいいとか、自分が離れて弱くなるような仕事をしたつもりもないですし、今後このクラブが右肩上がりになるように成長していくというか上向きなクラブにするのが自分の目標でもありましたし、そんな思いかな。ゴメンナサイ、伝わらなくて」
Q:9年間コーチと監督をされていて、ご自身の成長などもあったのでしょうか?
「やっぱりJ2に落ちた時にそう思ったんですけれど、今も思っていますけれど、トップチームだけで勝てるもんでもないなと。それが大きいんだなと思いました。途中で僕はクラブ力という言葉を使っていましたが、それが上がらないと勝てないだろうと思いますね。ただ、今シーズンに関してはそのクラブ力というのが上がった、上がってきたと思います。だから、今シーズンの始めにタイトル取るぞっていうのを僕も宣言できました。今までのJ2に落ちた時のクラブの状態から考えると、いいまとまりと、いい力を発揮できていたと思います。あとは線の中の話はやっぱりいろいろなことがあるので、一度崩れると修正するのは難しいなというのは体感しましたし、あとはどうすれば勝てるのかっていう、負けるからこそ分かることもありますし、そういう意味でいい勉強させてもらったなと思います。それくらいでいいですかね」
Q:最終順位はまだ確定していませんが11位。タイトルを取るには何が必要だと思いますか?
「勝ち切ることだと思います。試合の内容はどの試合も悪くないんでね。圧倒的にやられた試合って覚えがないので、どれも僅差で、まぁサッカーってそういうもんなんですけれど。ただ、明らかに勝ちゲームを引き分けにしたとか、まぁ、それが多いかな。勝たないといけないのを引き分けにしたとか。それが何試合もありましたし、それで引き分けの数が多かったですし。絶対勝たないといけない試合を負けてしまったこともありますしね。その辺がもったいないというか、力が足りなかったところですけどね」
以上
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