そして、もう一つシーズンの終盤を感じさせることがある。第679回のtotoから始まった今年度の当コラムが、今回を持って2014年シーズンラストとなるそうだ。まずは、1年間を通して応援してくださった読者のみなさまに、執筆者を代表して深く御礼を申し上げます。
夢は買うもの、当てるもの。
この言葉を通して、toto(スポーツ振興くじ)の広報のお手伝いをさせていただいたが、夢を買ってはいたものの筆者自身の夢は今年もかなわなかった。それでも、今年度もtoto(スポーツ振興くじ・日本スポーツ振興センター)から、筆者が運営している総合型地域スポーツクラブへの助成を頂いた。自分の夢はかなわぬとも、totoを購入された方々のおかげでクラブ会員は夢に一歩近づいたことだろう。助成を頂いたクラブの責任者としても、深く御礼を申し上げる次第である。
日本国内のtoto対象の組み合わせは終了するが、totoはそれでも続いていく。2013年の初頭から、海外サッカーの組み合わせでBIGの販売が開始されたからである。2014年も第742回(2014年12月20日発売開始)まで、ブンデスリーガ(ドイツ)やプレミアリーグ(イングランド)などの組み合わせで夢をかなえることができる可能性がある。おそらく、2015年初頭からも販売されるであろう。
(注)2015年1月〜の販売スケジュールはまだ発表されていない
Jリーグに比べ、情報が集まりにくい海外サッカーではあるが、色々な思いを馳せて夢を買うのもサッカーの楽しみの一つと考える。今でこそ、海外でプレーする日本人プレーヤーも増えたので、クラブ名を見て聞いて多少の思い入れが出るかもしれない。言い換えると、2015年度のJリーグが始まるまでは、海外サッカーに触れるチャンスでもある。この機会を逃すことはもったいない。筆者も引き続き購入していく所存である。
さて、今回の第734回の組み合わせを最後に振り返りたい。
何といっても、浦和対G大阪の一戦が目を引く。浦和が2014年のリーグチャンピオンとなるのか、後半に怒涛の追い上げを見せたG大阪が首位との差を一気に縮めるのか。両クラブのサポーター以外でも注目する一戦である。全く根拠のない話ではあるが、お互いに攻め込むもののスコアレスドローになるような気がする。一点買いならば“0”(引き分け)に、できるならばマルチ(“1”“0”“2”)をお勧めする。全く根拠のない話ではあるが、ピッチに立った選手たちは相当なプレッシャーを感じるだろう。いつもなら入るシュートも外してしまう可能性は高い。通るはずのパスもずれる可能性もあるだろう。そんなことを考えながら買い目を決めていくととても楽しい。そしてみなさまにも思いっきり楽しんでいただきたい。
えっ、筆者?
私は、“おまかせBIG”にしているので、完全に運におまかせ状態なのでその楽しみを味わうことがない。でも、今回だけは一口だけみなさまと同じく楽しもうと思う。それが、コラムを通してサッカーの楽しさを(偉そうに)論じた者の最後のメッセージになると思うから。
『だから、サッカーは面白い!』のである。
以上
2014.11.21 Reported by サカクラゲン(鳥栖担当)