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【J1:第27節 鹿島 vs G大阪】プレビュー:優勝争いへの生き残りを賭けた2位鹿島と4位G大阪の直接対決。昌子源や宇佐美貴史といったプラチナ世代の激突にも注目!(14.10.05)

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今節の中では最注目の対戦カードだ。2位の鹿島(勝点49)と4位のG大阪(勝点46)が、1位の浦和(勝点53)を追撃する資格を賭けて対峙する。どちらも現在好調を維持しており、強敵から勝利をもぎ取ったチームはさらにその勢いを増すだろう。
鹿島はここ3試合を3連勝、いずれも無失点で結果を残してきた。得点力はリーグトップの破壊力を誇ってきたが(51得点)、安易なミスからの失点が毎試合のように見られていただけに、無失点での3連勝で若い選手たちは確かな自信を積み重ねた。
しかし、それ以上の成績を残しているのがG大阪だ。現在、リーグ5連勝中であり、その5試合で喫した失点はわずかに1。前節、鳥栖にPKを与えて先制されたのが久しぶりの失点だった。攻撃力も鹿島に次ぐ2位の得点数(47得点)をあげており、いまリーグで最も勢いのあるチームだ。

両チームはリーグ第6節に対戦し、そのときは2-0で鹿島が勝利している。内容的にはもっと点差が付いてもおかしくないほどの差があったが、わずか1ヶ月後、ヤマザキナビスコカップ予選で再戦すると今後はG大阪が2-1で勝利した。
「我慢強くやられた。そういうことがチームでやれるとこういう結果になる」
両方の試合でゴールマウスに立った曽ヶ端準は勝敗の差をそう分析した。
今節の試合も、攻撃自慢の両チームが対戦するとあれば、90分のあいだで流れは激しく移り変わる。相手のリズムで進んでいる時間帯にどちらが「我慢強さ」を発揮するかで勝敗は変わってくるはずだ。

ただ、鹿島はベストメンバーが揃うかどうか試合当日までわからない。まずFWのダヴィは今節も累積警告で出場停止。前節に引き続き赤崎秀平が1トップを務める。それは予めわかっていたことだが、さらに昌子源が前節で右大腿部裏に違和感を感じており、別メニューでの調整が続いている。G大阪ジュニアユース時代のチームメイトである宇佐美貴史との初対戦に注目が集まるが、万全の状態で臨めなければ止められない相手と熟知するため、「監督に聞かれたら、そのときの素直な気持ちを伝えたい」と話す。出場の可否はギリギリの判断となるだろう。

だが、おもしろいことに今季公式戦全試合で先発する昌子を欠くかもしれない事態にも関わらず、トニーニョ・セレーゾ監督は紅白戦を行わなかった。昌子欠場に備えて他の選手の組み合わせを確認することもなく、多くの時間を割いたのは攻撃の崩しのバリエーションだった。一人欠けたぐらいでは揺るがない組織的な守備を築いた自負があるのだろう。あるいは先手必勝と考えているのかもしれない。さまざまな形でゴール前を崩すやり方を徹底して繰り返した。

前回、カシマスタジアムで両チームが対戦したときは5-0で鹿島が圧勝した(2012年第8節)。しかし、前々回はG大阪が1-4で大勝している(2011年第10節)。このスタジアムでの対戦では大量得点が続いているだけに、今回も激しい打ち合いになるかもしれない。

以上


2014.10.04 Reported by 田中滋
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