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【J2:第33節 京都 vs 湘南】川勝良一監督(京都)記者会見コメント(14.09.23)

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●川勝良一監督(京都):
「ゲーム自体はウチのゲームだったと思います。最後一発仕留めるというか、後半はほとんど相手のシュートはあれくらいしかないし、それで決められた。それは素直に認めるけど、選手がここ2、3試合なかった躍動感とか、前へ裏へという徹底を90分やってくれたと。勝てればチームとしてもっと色んなものが手に入ったはずだったが。でも、これくらいゲームは厳しい、きついというのを思い出して残り9試合戦って行けばウチにも充分チャンスはあると思うので、そういうきっかけにこの試合をしないと駄目だということで、次のホームゲームで同じ様なテンションで、同じ様な内容で勝ち切るということを徹底したい。ただ、選手がよく走ってくれたことには感謝してます」

Q:中盤を逆三角形にした4−3−3にしましたが、そのシステムの評価を?
「開いているところを複雑に回すよりも、シンプルに裏へという感じでどんどん出すと。今日は走り合いの多くなる選手は覚悟してゲームに入っている。走り合いでシンプルだけど実際はウチはスピードある。中盤で回しているのも、リズムが出れば当然、変化が付けられるというのも一つだけど、相手がサイドを開けてくれているのだから、そこを狙っていこうと、GKのキックからも狙おうと。それでエンジン吹かして、ウチはもっと走れるはずだからと。それで福村とか(駒井)善成とか大黒もそうだし、右サイドも何回もアクションを起こしていた。どのくらいやったら限界がくるか選手が忘れているというか、上手さで90分戦うというのをここ何試合か続いていたので、試合の中でスプリントというのは必要だったら何本もやるとか。それだけのトレーニングをしているんだから。それに関しては複雑にしないで、攻撃に入った時はスイッチを入れて反応してくれたと。勝ち切れないという課題はあるけど、ただ、これもサッカーかなという部分もある。このサッカーを忘れないで次の週のゲームとか残り9試合とかやれるようにしたい」

Q:いいゲームだったが中2日でどう準備したのか?
「ずっと言っていたのは、中2日でいい相手とやれるというのを、どう捉えるかというのは、人間の感情次第だということ。相手も同じ中2日の日程でやっている。局面で言えば意地だよと。ムキになるとかね。戦術的には4-3-3への変更とか、対応してくれたけど。全部が理論通りに、実際はそうならないから。だから中2日を頭から外せと。その代わり、逆に良い方にとらえれば、この前に試合をやったばかりだからエンジンかかっているだろうと。前半で壊れる選手がいても構わないと言って。だから日程的な事とか、相手の湘南だとか関係なく、自分たちの限界に挑戦するということで全員が今日のゲームを覚悟してやって欲しいと言いました。その通りやってくれたけど、結果が…ね。ただ、やれば出来るでしょということ」

Q:湘南の印象については?
「前半戦は監督やっていないけど、外から見ていて、やることが徹底されているというか、監督体制が長いし、後はウチが後半にやったみたいに、ボールに対してどういう反応を起こすかというのをシンプルだけどゴールに向かう選手が多い。それもいろんなやり方があったりして、人数をかけたり、遠目からでも打つとか、サッカーの原点から逆算したようなことを全員がシンプルにやれると、それを感じますけど。ただ、今日は認めたくない(笑)」

Q:2−1になった時に駒井選手を交代した理由と勝越した時の戦い方について。
「善成は単純に攣ったので、限界が来たので。プレスバックとかできなくなったらまずいので交代。三平にしても、田中が久しぶりの外でアップダウンの激しい中で、ボールが来た時に苦しそうだったので、三平を入れて、もう1点という意識で。勝ち逃げでもう一枚を入れるのがどうとか言われるけど、それで勝った印象が少ないと。同じ状態か、もう1点取りにいくぞということでディフェンスの負担を軽減した方が過去にあったので。アクシデントがない限り頑張っているディフェンスを簡単に替えるのは…、外からどう見るかだね」

以上
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