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【J2:第33節 岐阜 vs 熊本】プレビュー:岐阜、千葉戦で見せた気迫を再び!同期対決に挑む!(14.09.22)

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岐阜の気迫がみなぎった試合だった。前節の千葉戦、アウェイの難しい戦いだったが、そこで見せた選手たちの気迫は凄まじいものがあった。

前半に先制を許すも、宮沢正史と高地系治のダブルボランチを軸に、ボールをテンポ良くつないでいくと、FW難波宏明、クレイトン ドミンゲス、太田圭輔と水野泰輔の両サイドアタックが、果敢にゴールを狙った。56分にDF益山司が2枚目の警告で退場してから、逆にペースを握ったのが岐阜で、途中出場のFW遠藤純輝、比嘉諒人も果敢にゴール前に飛び出し、決定機を演出。ゴールには至らなかったが、どっちが10人か分からないような展開に持ち込んだ。

結果は0-1の敗戦だったが、「後半はもう恐れることはなかった。1-1にするか、0-3、0-4になっても構わないと思った。思い切って行け」というラモス瑠偉監督の強気の姿勢が、交代選手も含め、ピッチにいる選手全員に伝わっていた。特にヘニキは守備で大奮闘を見せるだけでなく、積極果敢に攻撃に参加するなど、全員が前への意識を強烈に持っていた。
「後半の試合を最初からやってほしい。前半はミスが多すぎた。それではいけない」とラモス監督が語ったように、この気迫、この前への姿勢を熊本戦では前半から見たい。

熊本戦のキーとなるのが、この試合で奮闘したヘニキ、宮沢、高地だ。彼らが守備と攻撃を繋いでいるのは確か。ここのバランスで今の岐阜は持っていると言っていい。それは彼らのポジションが変わっても変わらない。この3人の距離感、バランスがチームの屋台骨。千葉戦の後半のように、彼らのチャレンジ&カバー、高地と宮沢の長短のパスがスムーズに出れば、どんな相手でも必ずペースは握ることが出来る。個人的には遠藤のゴールに期待したい。試合をこなす毎に、彼の裏へのスペースの仕掛けの質が確実に向上している。それだけにこの試合で出ることがあれば、ゴールを期待したい。

対する熊本は、前節の栃木戦でFW齊藤和樹の2ゴールで、2-1の勝利。齋藤と澤田崇のコンビも良くなっており、高柳一誠、養父雄仁、中山雄登、仲間隼斗が形成する中盤も魅力。この4人は運動量、技術が高く、彼らが流動的に動いて連動すると、非常にマークがつきにくくなる。それだけに彼らにボールを持たせないように、岐阜は千葉戦で見せた前への意識で押し込みたいところだ。

今節は前節から中2日と非常にタイトなスケジュール。だが、「俺たちの時代は平気で次の日に試合をしていたよ。そんなの言い訳にならないよ」とラモス監督はバッサリ。プロなら結果で示せ。千葉戦同様にラモス監督の姿勢がチーム全体に波及する姿を、ホーム長良川競技場に詰めかけるサポーターは望んでいる。加えて、熊本はJ2昇格時の同期。共に成長した姿を見せ合える試合を期待したい。

以上

2014.09.22 Reported by 安藤隆人
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