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【J1:第25節 新潟 vs 浦和】プレビュー:新潟の浦和攻略のキーマンは、新戦力FWラファエル・シルバ。ホームデビューで初ゴールを狙う(14.09.22)

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新潟にとって、最大の難敵とも言えるのが浦和だ。2006年の第13節(7月19日)ホーム戦(2-1)を最後に勝ち星がない。苦手で、なおかつ首位を走る相手をたたくことは、勝点3プラスアルファをチームにもたらす。

その切り札として期待されるのがFWラファエル・シルバだ。8月にスイスのルガーノから移籍。前節・広島戦の後半に途中出場し、Jリーグデビューを果たした。浦和戦も得点が欲しい場面で途中出場が濃厚だ。「この日を待っていた。ホームでチームを助ける仕事をしたい。もちろん得点も」。狙うのはホームでの来日初得点だ。

しなやかな身のこなしと、ボールを持ってからの仕掛けの速さが武器。どの位置からでもシュートを狙う積極性もある。新潟の柳下正明監督は「ボールを持ってからの反応が早い。周囲がうまく使ってやれば生きてくる」と能力の高さには太鼓判を押した。
広島戦は0-2で敗れた。ラファエル・シルバにとっても「スペースがなくて、なかなか仕掛けられなかった」と、不満の残るデビュー戦だった。もっとも「スピードは通用すると思った。サイドから中央に切り込む動きでゴールを狙いたい」と手応えもあった。
他クラブとの対戦を経験し、浦和戦に向けてのポイントもつかんだ。「相手のマークを外す、裏へ抜ける。ここを大切にしたい」。来日直後の練習試合ではゴールを連発して期待を抱かせた。ルガーノでも、移籍直前は開幕から3試合3得点。絶好調のまま新潟にやってきた。だが、左大腿部を負傷し、参戦が遠のいていた。「ケガをしたのは残念だった。でも、チームの戦い方は外から見て研究した」。前向きに取り組んできた成果を、ホームデビューで形にする。

新潟は、広島戦では相手の3バックに合わせて3-4-3のシステムを採用した。今節の浦和も3バック。同様に3-4-3が予想される。「相手を休ませないこと」。柳下監督は前節の課題の克服をテーマに挙げる。これまで採用していた4-4-2と形こそ異なるが、マークの徹底と切り替えの早さを軸にすることには変わりない。役割がはっきりするメリットは広島戦でも実感した。前節と同じような戦い方をする相手との対戦を、プラスに捉える。

浦和は好調をキープしている。前節は3-1で柏に快勝。ボールを奪ってからのスムーズなコンビネーションで圧倒した。栢木陽介を起点にし、中盤から後ろの選手も隙あらば攻撃に絡んでくる。興梠慎三が好判断で周囲を生かし、もちろん自身も勝負に行くことで、厚さが増す。
新潟が形を合わせてきた場合でも、マークをはがした時点から効率の良い攻撃を始められる。攻撃から守備への切り替えも、相手の攻撃を遅らせ、きっちりとゴール前を固めてくる。

相性では浦和に分があるが、もともとこのカードは接戦が多い。今年も埼スタでのリーグ戦前回対戦、 デンカSでのヤマザキナビスコカップ予選リーグと、ともに1-0で浦和の勝利。スコアが示すように、勝負どころでの1点が勝敗を分けた。
今節も1点の行方が勝敗を左右しそう。不用意なミスが命取りになり、点を取りに行く集中力と積極性が勝点3をつかむ武器になる。

以上

2014.09.22 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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