●樋口靖洋監督（横浜FM）：
「リーグ戦の連勝を伸ばすことができずに、非常に悔しい思いです。25,000人を超える観客数でたくさんのファン・サポーターの方にお越しいただいたのですが、ホームで勝てなかったというのは、本当に悔しいし、残念です。
ゲームの総括をするには、正直、まだ頭の中が整理できていません。分析するには、もう一度ビデオを見直さなければならないと思います。というのは、決して悪い内容ではなかったという印象があります。ただ０−２という結果は、受け止めなければなりません。２点の失点の仕方についていえば、スキを突かれた、我々がスキを見せてしまった。そこをしっかりと突かれてしまいました。それ以外のところでは、我々がどこで起点を置いてボールを動かすか、そして今日は相手のどこを攻めていくかといった部分では、ある部分できているところもありました。ただ、攻守の切り替えの部分でのエネルギーという部分が、ちょっと不足していたのかと感じています。なぜそうなったのかは、もう一度ビデオを観て、しっかりと評価したいと思います。いずれにしても、残りはリーグ戦は11試合になりました。残り１／３で、我々は一つ一つ勝ち星を重ねて、まずは上位争いに食い込む、そしてその状況の中からACL圏内を狙いたいと考えています。決してまだまだあきらめる状況の勝点ではないと思います」

Ｑ：矢島卓郎選手をJ1リーグ戦で初めてスタメンで起用した狙いは？
「矢島選手は、ケガがちのシーズンだったのですが、ようやくコンディションも上がってきました。この前のヤマザキナビスコカップのレイソル戦でもそうだったのですが、起点になれる、しっかりと相手を背負った状態でボールが入る、そこで時間をつくれるという部分が一番、要求したところです。そして、そのつくったで時間の中で、周りがどれだけ近くにサポートできるかが期待した部分でした」

Ｑ：狙いどおり、矢島選手が起点になれていたかについては？
「収まるかどうかに関しては、起点になれていないところもあったかもしれません。ただ、身体をしっかりと寄せて競るということで、矢島の近くにセカンドボールが落ちるとか、そのルーズボールをつくるということに関しては、いくつかの形はできたのではないかと思います」

以上