昨季からアウェイゲート付近におもてなしブース「ホーリータウン」が設置され、わざわざ水戸まで来てくれたアウェイサポーターをおもてなしし続けています。麦茶や水戸の観光マップやバスの時刻表が掲載された「ホーリータウンつうしん」を無料配布するのみならず、アウェイの土地の名産品をあえて販売したり、８月24日に開催された第28節・愛媛戦では愛媛名物「蛇口からみかんジュース」を設置するなど、対戦相手によって趣向を凝らした企画でアウェイサポーターを楽しませてきました。

そして、９月６日の第30節・山形戦ではついにアウェイサポーター向け「おもてなしツアー」が敢行されたのです。これは水戸市地域振興課と旅行会社「ＪＴＢ」によるコラボ企画で、水戸のホームゲーム限定の水戸観光ツアーです。

内容は試合開始３時間前にスタジアムに集合し、バスで出発。水戸駅を経由して（水戸駅から参加も可）、武運・戦勝・勝運の神とされる「武甕槌命（たけみかづちのみこと）」を祀る「弘道館鹿島神社」で必勝祈願を行い、それから日本３公園の１つである「偕楽園」へ。のどかな風景で心を休めた後にはホーリーホックのオリジナル焼酎を製造している水戸市の老舗酒造「明利酒類」に行き、「百年梅酒」で乾杯！

おもてなしはそれだけでは終わりません。なんと水戸の老舗郷土料理店「山翠」によるツアー限定弁当までふるまわれるのです。さらに表面にはサッカーボールのイラスト、裏には「ありがとう水戸より」と書かれたお猪口のお土産付き。アウェイチームの結果によって割引率が変わる銘菓「亀じるし」のお楽しみ券がつくという特典も。
これだけ豪華な内容でなんと参加費は１０００円！　破格と言っていいでしょう。参加者からは「安すぎますね」という声も聞かれました。

この「おもてなしツアー」、今季ホームゲームでは毎回行う予定ですので、これから水戸に来られるサポーターの皆さんは水戸の街の魅力に触れることができるこのツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
もちろん、アウェイサポーターだけでなく、水戸サポーターも参加は可能。あらためて水戸の街を知るいい機会になるかもしれません。

９月23日磐田戦、10月４日札幌戦、10月11日富山戦、10月26日讃岐戦、11月１日横浜ＦＣ戦、11月５日栃木戦で開催予定。
ツアー詳細、申し込みはhttp://opt.jtb.co.jp/kokunai_opt/products/list.aspx?tenant=TN000069へ。
お問い合わせは、tel.029-225-5233、mito_kassei@kanko.jtb.jp　株式会社ＪＴＢ関東法人営業水戸支店　水戸市誘客促進・活性化事業担当　西島さんへ。

以上

2014.09.10 Reported by 佐藤拓也