コンサドーレ札幌戦を２日後に控え、長崎のエース・佐藤洸一が札幌ドームについて語った。

札幌との試合で佐藤が最も警戒しているのは屈強なCBの奈良竜樹や前回対戦でゴールを決めた砂川誠でもない。

今から５年前の話になるが、佐藤は岐阜に在籍していた2009年5月16日に一度だけ札幌ドームでプレーした経験がある。その試合、佐藤はベンチスタート。試合開始前のアップ中、佐藤はトイレに行きたくなり「ちょっとトイレに行ってもいいですか？」とブラジル人コーチに伝えて行ったものの佐藤がピッチを離れた直後に先発選手がケガをしてしまい、コーチらは「大変だ！佐藤はどこに行ったんだ！」「こんなときに佐藤は何をしているんだ！」と大騒ぎになったそう。

ピッチでそんな騒ぎが起こっていたとは全く知らない佐藤。「戻ってきたらすごいことになっていて、コーチからトイレに行って良いって言われたから行ったのに、『お前何やってんだ！』って怒られました。札幌ドームは広すぎてピッチからトイレが遠くて時間がかかるんですよ（涙）」と語ってくれた。

佐藤が札幌で最も警戒しているのはどうやらトイレまでの距離のようだ。

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2014.09.05 Reported by 植木修平