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【J1:第22節 C大阪 vs 神戸】安達亮監督(神戸)記者会見コメント(14.08.30)

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●安達亮監督(神戸):
「なんとか勝つことができました。前半、あまり自分たちのペースではできなかったのですが、後半よく自分たちのペースに持っていってくれたと思います。ハーフタイムに指示したというか、修正した点を、後半は本当によくやってくれて、改めて選手がすごい力があるんだなと感じたゲームです。以上です」

Q:ハーフタイムでの具体的な指示について。
「もう少し幅を使って攻めなさいということです。あとは、両サイドバックが上がってしまうことが多かったので、きちんとリスク管理をしようと。相手のフォルラン、カカウが、必ずウチの2センターバックと2対2の状態になっていたので、とにかくそれをケアしようと。あとは、自分たちの思い通りに攻めることができるんだけど、とにかく幅を使ったほうがいいという指示を出しました」

Q:日本代表に初選出された森岡(亮太)選手について、最後、何度かいいシュートを放ち、決勝点も決めました。彼の評価を教えてください。
「日本代表の大枠には入っているんじゃないかなと思っていて、今回選ばれたことは非常によかったですし、今日の試合でもそれなりのパフォーマンスを出せていたように思います。ただ、彼はもっとできる選手だと思うので、これを機にぐっと伸びて、もうひと伸びしてくれたらなと思います。決して、代表に選ばれて、天狗になるようなタイプじゃないと思うので、より一層高いものを目指してやれる選手だと思いますし、まだまだやれるから、もっと頑張れという感じです」

Q:シンプリシオ選手が、古巣ということで、気持ちもより入っていたのかなと察しますが、神戸での今のシンプリシオ選手という存在意義について聞かせてください。
「シンプリシオは、練習から明らかに目の色が変わっていた1週間だと思います。本当に、得点を取りましたし、今日の試合前のミーティングでは『ファビオ(シンプリシオ)と枝村(匠馬)が得点を取る』と(監督が)宣言したのですが、本当に僕が言った通りになってよかったなと思います。彼の存在は、今年のヴィッセルの、ある意味象徴的な部分もあって、攻撃のところでは、完全に、森岡と組んでタクトを振るってくれているところもあります。あとは、サッカーのイロハというか、特に攻撃のところで、『こうすれば簡単に攻められるよ』というところを、毎日の練習でも見せてくれているので。彼の存在は本当に大きいです」

Q:森岡選手の評価のなかで出た、『もう少しやれる』というのは、具体的に、どういったところが備わってくれば、監督が期待するような形になっていくと思われますか?
「やっぱりゲームを決定づける、勝敗を左右するプレーができる選手だと思います。チームを勝ちに持って行けるプレーができる選手だと思っていますので。今日でも、最後に得点を取ったところだけではなく、決定的なパスを出せていると思いますし、さらにその部分を磨いてほしいなと思います。まだ若干、反対のことも、少しあるんですよね。逆に、『試合を負けにしてしまう』ような(プレーがある)。それを本当になくすことができれば、本当にパーフェクトな選手になるというか、代表でも大事な試合で使える選手になるんじゃないかなと思います」

以上
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