●柱谷哲二監督(水戸):
「広島に2週間続けて、片道6時間の移動だったわけですが、コンディションは悪くはなかったけれど、普通でした。良くもない、ってことです。ただ、選手たちは90分間、よく走ってくれましたし、戦ってくれた。点は取れなかったがチャンスはつくったと思いますし、辛抱強く戦うことがこのチームにとっては大切なこと。すぐに千葉戦(8/31@フクアリ)がありますし、コンディションを整えたいですね」
Q:後半の守備の改善点は?
「広島のシャドーを潰せ、ということ。何を怖がっているんだ、相手のシャドーが中盤に降りてくるところをセンターバックが潰しに行かずにボランチに任せている。いったい何枚、後ろに残っていればいいんだ、ということ。相手は1トップ+ワイドが前線にいて、こちらは5枚のDF。ふざけるな、やれ。そういうことをミーティングで話したはずだ。
こういう臆病さがね、課題ですよ。1対1の勝負に行けない。クサビを潰しに行け、自由にやらせるなってことです。もしプレスに行って外されたとしても、そうそう点なんて入らない。ビハインドなんだから、行くしかない。でもまあ、(臆病になって)行けなかったってことは、それがJ1王者ってことですよ(苦笑)」
Q:新里選手を主将に抜擢したのは?
「本当は先週も、そう考えていた。これからチームの中心になってほしいので」
Q:広島の大規模土砂災害についての義援金を、試合前に広島の小谷野薫社長に対して渡されていましたね。サンフレッチェ広島を通じて、それは広島市に寄付されることになっています。ぜひ、広島の災害について言葉をいただければ。
「本当に悲しい出来事です。我々も3.11(東日本大震災)を経験したから、よくわかります。でもあの時、あらゆるクラブが支援をしてくださった。それがあったからこそ、水戸は前に行くことができた。サッカーでのつながりというのは、本当にすばらしいと感じましたね。今回もサッカー界がしっかりとサポートして、被害にあわれた方々に少しでも何かができるようにやっていく。頑張ってという言葉はかけづらいけれど、僕たちにできることはこのようなことしかない。とにかく、復興に向けて(義援金を)役立てていただきたいですね」
Q:森保監督は対戦を楽しみにされていました。
「森保監督とは日本代表の時はいつも同部屋だったし、ワールドカップ予選の時は家族よりも長く、同じ時を過ごした仲です。2年連続優勝を果たし、素晴らしいチームをつくっているなと思います。今日も勝つための試合をやってきましたね」
Q:塩谷司選手との再会について。
「まず、金髪にしていたので、ふざけんなって(笑)。ただ、プレーはふざけていなかったので、それは良しとしましょう(笑)。
風格が出てきましたね。やはりJ1で経験を積み、優勝し、日本代表候補にもなった。存在感を感じたし、素晴らしい選手になったなと思います。ただ、彼の戦いは終わりではない。日本代表をしっかりと勝ち取ってほしい。このままズルズルと行ってほしくないし、次回のワールドカップを目指して常にトライし続けてほしい。そして広島には、国士舘大の後輩である柴崎晃誠や柏好文もいます。彼らも代表を目指して頑張ってほしい」
以上
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