●安達亮監督（神戸）：
「みなさん暑いなかお疲れさまでした。サポーターの皆さんは待ちに待った勝点3だったと思います。本当に今日プレゼント出来て良かったなと思います。試合の内容についてですが、前半からわりと内容はいつも通り、思ったように進んでいたんですが、一番気をつけていたコーナーキックから失点してしまって。相手を褒めるのか、自分たちの徹底ぶりが足りないのか、もう一度映像を見て反省しなければいけないなという失点をしてしまいました。前半は、0-1のままでいいと。後半は少しやり方を変えたりだとか、相手の足が止まったところを突いていければ、点は返せるという自信はありました。その通り、選手がよくやってくれました。最後は本当に、３点目が取れれば楽に終われたのですが、非常に厳しい戦いになりました。選手が本当によく頑張ってくれました。勝ちたいという気持ちが表に出ていたと思います。

Ｑ：後半やり方を変えた部分を教えていただきたいのと、また後半から出場し、決勝点を挙げた岩波拓也選手の評価をお願いします。
「後半やり方を変えたというのは、皆さん見ていて分かっていたと思うので、その通りです。僕からはあえて言いません。２点目を取った岩波に関しては、ずっと試合に出ている選手で、いい選手ですし、勝負強さを見せてくれたと思います。今後、U-21日本代表でチームを離れる期間が出るんですが、彼のためにはしょうがないと思うし、その分を全員でカバーできればと思います。個人的には非常にいい活躍をしてくれたと思います。ただ、岩波が入る前のことを思い出したんですが、河本（裕之）が前半で代わりましたが、熱中症なんですよね。試合中にふらっと倒れてしまった。Jリーグ全体で考えなければいけないのかなと思います。非常に危険だし、怖いですよね。このスタジアムが少し特別だということもあるかと思いますが、皆さんもご覧になられていて、非常に蒸し暑かったと思いますし。ゲリラ豪雨の時は、試合のキックオフを遅らせることは認められていますが、ちょっと考えてもいいのかなと思います。今日は気温はそれほど上がりませんでしたが、驚異的な猛暑の日もあります。試合開始の時に31、32度あって、湿度が70、80パーセントある中で、サッカーを90分やらせていいのかどうか、少しみんなで考えたほうがいいと思います。30分遅れるだけで涼しくなることもありますので。そういうことも考えていかないと、色んな意味でJリーグの質が上がっていかないのかなと思います。少し話がそれてしまい、すいません」

Ｑ：サイドバックに負傷者が多く、スクランブル状態の中、大屋翼選手が右サイドバックでプレーしましたが、監督の評価は？
「非常にポジティブに彼は捉えてやってくれたと思います。どちらかと言うと身体はきつかったと思いますが、楽しそうにやってくれていました。それが一番だと思います。彼は去年もJ2の中で、色々なポジションをマルチのこなしてくれましたし、それが生きているのかなと思います。今後もケガ人が帰ってこない間は、色々な選手にサイドバックをやってもらうことになると思いますが、いい結果が出るように頑張らせたいと思います。非常に良かったと思います」

以上