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【J2:第28節 讃岐 vs 京都】プレビュー:課題である序盤からの失点を防ぎ勝機を得たい讃岐。対する京都は、J1昇格を目指すチームとして選手の奮起が不可欠。また両チームのベテランFWの活躍にも注目が集まる。(14.08.24)

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8月も下旬に入り季節的にも残暑の時期。ここまで讃岐は勝点16で21位と、降格の可能性がある下位での戦いが続いている。リーグ戦での試合数半分を消化し自分たちの試合結果はもちろん、現在22位の富山、20位の東京Vの状況も気になってくる。

対する京都は現在7位。6月以降、J1昇格のプレーオフ圏内から遠のいていたが、気がつけば6位千葉との勝点差はわずかに1。今節の結果によってはプレーオフ圏内に返り咲く可能性もある。讃岐と京都それぞれ置かれた立場は違うが、他チームの結果が気になるのは似た心理状況といえるだろう。

讃岐は前節アウェイで横浜FCと対戦。シーズン当初から序盤での失点が課題となっているが、この試合でも開始3分に先制されると、その後もセットプレーから追加点を許し、前半を終えて2−0と苦しい状況。後半開始から木島良輔と武田有祐を投入しリズムを作ろうとするが、その後半でも2失点。83分に木島のゴール、試合終了間際にはエブソンがPKを決め2点返すも結局2−4で敗れた。

そして今節はホームでの京都戦。前回アウェイで対戦した際は1−4と敗れており、高い攻撃力を持つチームにどう挑むのか注目される。トレーニングではマーク位置の確認やセットプレーの対応などに力を入れ、北野監督は「前節と違って、今回は割り切って守らないといけない」と語り、序盤で失点しないことが勝利への第一条件と言える。

攻撃面では木島良輔の名前を上げ「前の試合でもそうだけど、あいつが出たら必ずチャンスは作るし空気も変わる。それを前半からできれば…」と、今節での先発起用を示唆した。また、「前の対戦では京都にコテンパンにやられた。それは選手も同じで、何とかしたいという気持ちをすごく持っている。試合では大黒をどう抑えるかになるけど、それを気にしすぎてもいけない。難しいところだけど、しっかりケアをしてカウンターに繋げたい」と、攻守の素早い切り替えもポイントの1つとなる。

対する京都は前節、ホームで大分と対戦。前半に先制点を許すも石田雅俊が2得点を上げ、一時は2−1と勝ち越すも後半に追いつかれ、結局2−2の引き分けに終わった。続く天皇杯ではJ1の名古屋と対戦。若手中心のメンバーとなったゲームは、序盤の入りは良かったものの、単調な攻撃やミスなどが目立ち0−4の完封負けに終わった。天皇杯の試合後、川勝良一監督は「前半から良いサッカーができても2点取られた。それを簡単にJ1とJ2の差として認めるな」と選手に伝えたと話し、選手の奮起を望んだ。

しかしリーグ戦ここ3試合は、1勝2分と決して悪い状況ではない。ミスからの失点を防ぐことはもちろんだが、持ち味であるパスワークでポゼッションサッカーを最大限に生かし相手を圧倒したいところ。得点ランキングトップの大黒将志やドリブルが持ち味の山瀬功治がゴールを狙い、他にも正確なクロスでチャンスを演出する石櫃洋祐、さらに前節で2得点を上げた石田雅俊にも期待がかかる。

ちなみに讃岐の北野監督は取材中、「木島と大黒を組ませたら面白いだろうね〜」とポツリ。
年齢(木島良輔35歳 大黒将志34歳)も近く、ベテランFWとしてチームを引っ張るこの2人のプレーにも注目が集まりそうだ。

以上


2014.08.23 Reported by 小谷秀斗(オフィスひやあつ)
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