●永田充選手(浦和)
Q:監督が「後ろで回していたのは挑発の意味もあった」と話していたが?
「僕はそんな余裕はなかった(笑)。槙野あたりがやっていたんじゃないですか(笑)。僕は相手が来なかったから単純に回していただけ。多少来てくれないと、中が開かないので。無理に打ち込んで取られると逆にピンチになるので、前半はああいう戦いでしょうがなかったかなと思う」
Q:無理はしないでやった?
「1−0という展開もああいうサッカーにつながったと思う」
Q:終了間際以外は決定的なチャンスを作らせなかったが?
「みんな縦パスに対して厳しくいけていたし、セカンドもボランチが取っていたので、連動した守備ができたと思う」
Q:久々のリーグ戦スタメンだったが、すんなりやれた?
「すんなりじゃないです、めっちゃキツかったです(笑)。残り10分くらい、早く終われってずっと思っていた。足をつる手前だった。練習からもっとコンディションを上げていかないとなと思った」
Q:いいアピールができたのでは?
「多少、自信にはなった。これからチャンスをもらえる可能性もあると思うので、今日みたいな仕事をして信頼を勝ち取るしかないので、謙虚にやっていきたい」
Q:前半の石原(直樹)選手よりも交代で入ってきた皆川(佑介)選手の方が対応していて嫌だった?
「嫌だったけど、それよりも自分の体力が低下していて。前で潰せるのに入れ替わられる危険もあったし、入れ替わられるのだけは絶対にダメだと思っていたので、行けなくなって、ラインも下がってしまって、残り10分くらいは自分の体力があれば潰せるのに、とずっと思っていた」
Q:ボールを奪ってから攻撃参加するシーンもあったが?
「ああいうのが後々パンチになった(笑)。ああいうのを増やしていきたいけど、90分終わるまでああいうプレーを続けたいと思う」
Q:体力的に厳しい中でつかんだ勝利の味は?
「気持ちよかったし、達成感をすごく感じた。また試合に出たいという欲が出た」
●西川周作選手(浦和)
「(最後のセーブは)先に動かないことだけを考えていた。相手の方が有利だったので、しっかり構えて待っていた」
Q:味方もシュートコースを狭めてくれていた?
「一歩でも寄せようとしてくれていたし、そういう少しの寄せが相手にプレッシャーになると思うので、決して自分だけのセーブではなかった」
Q:弾くのもまずいという判断があった?
「止める時は無心になっていることが多いので。振り返ってみると、あの状況でも無心になれていたし、先に動いてやられるというのだけは一番やってはいけないことなので。ここ数試合で失点した経験を生かせたかなと思った。動かなせれば可能性が広がるし、読んで止めるというのも時には大事になるけど、基本はしっかり構えることを意識することだと思う」
Q:アギーレ監督が視察に来ていたが?
「勝っていくことがいいアピールになっていくと思うので、アギーレ監督が来ているからと言って普段やったことがないことをしようという考えはないし、いつもどおりのプレーをして、楽しむ気持ちを常に持ちながらプレーできているので、古巣相手に勝てたのは次につながると思う」
●槙野智章選手(浦和)
「あそこまで前半、広島が我慢して出てこないというのはね(思っていなかった)。後半になったら出てくるのは分かっていた」
Q:後半、相手が出てきてやりにくくなった?
「後半は自分たちが60分から悪くなるというのが問題点としてあったので、そこは話し合っていたし、我慢することがこの3試合できていなかったけど、今日はしっかりよくない時間帯でも一人ひとり考えてプレーできたことがよかったと思う」
Q:終了間際のピンチ以外には危ない場面がなかったが?
「90分通してしっかりと守ることができれば。結果としてゼロに抑えられたけど、ああいうシーンを作らせないことが改善点になると思うし、もう少しみんなが時間に応じて考えてプレーすることが大事」
Q:今日の内容については?
「奪われた瞬間に切り替えて、高い位置からボールを奪い返すのはヨーロッパでも、どのチームでも試しているし、うちのチームが90分出せたのがよかった。ゲーゲンプレス、あとは球際の部分、今日はあまりファールで止められることがなかったのでやりやすかった。球際の争いは今日の見どころのひとつだったと思う」
Q:アギーレ監督は守備と攻撃のできる選手を求めていると話していたが?
「自分の良さは守備と攻撃の両方ができるところだと思うし、特に今年は攻撃ではなくて守備が重要視しているのでそこを見て欲しいけど、攻撃も好きなのでシュート、ゴールに絡むプレーを出していきたい」
Q:川崎F戦から修正できた?
「7試合連続無失点から鹿島、神戸、川崎Fに失点して、自分たちのよくないところをしっかりと意識して話をして、そこはしっかりと改善できていた。ただ、今日できても次に崩れたら意味がないので継続していくこと」
●柏木陽介選手(浦和)
「広島が引いてきたし、ボールも受けられない状況だったので難しかった。ああいうの(セットプレー)で点が入ると自分たちのリズムができるので、それはよかった。FKは入ったと思ったけど、思ったより曲がっちゃった。感触として最高だった。全体としてはいつも通りというか、ボールを触る回数が少なかったというだけで安定はしていた。
ただ、もうちょっと決定的なパスを出したかったなというところ。ハードワークもできているし、今年はずっとこれかなと。そのなかでちょっといい時とちょっと悪い時があるぐらいで、普通よりはちょっと上でずっとやれている気がする。それでもまだ物足りない」
Q:どんなところが物足りない?
「全部。ひとつひとつのプレー。ミスはほとんどない。1試合の中で2、3回ぐらいしかしていないと思うから、そこはいいと思うけど、決定的なラストパスの精度だったり、もっと落ち着かせる能力をつけないといけない。後ろに下がってさばいて、また出ていくというのは、できるようになってきている。あとはシュートも決めないといけない。得点が少なすぎるから。そこだけ。去年、一昨年、その前までは普通のプレーをしてたまにいいプレーをすればいいと思っている自分がいたけど、今はそうじゃない。常に平均以上でプレーしないといけないし、それがチームの優勝につながる。自分も代表につながると思っている」
●梅崎司選手(浦和)
「基本的には自分たちのペースで試合を進められたと思う」
Q:先制後も広島が出て来なかったが?
「それは相手のやり方だし、そう来るのはわかっていたので、僕らも焦れずに我慢しながら、タイミングを探りながら、前に運んでいくという作業は続けられたと思う。ウガ(宇賀神友弥)とか(興梠)慎三とかとポジションチェンジというか、動きが被らないようにしながら自分が動いて、そこに他の選手が入ってくるということは考えながらやっていた。
後半は少し相手も出てきてスペースも空いたので、ショートカウンターをやりやすい状況になった。シュートまでいくシーンもあったので、そこを決めて試合を決めたかったけど、これまでの課題同様で2点目、追加点を取ることはしっかりやりたかった。ただ、ここ3試合と比べたら集中して守り切れたと思う。今日は結果が大事なゲームだったので、勝利できたことは大きいし、よかった」
●柏好文選手(広島)
「最近は失点してからバタバタして引きずって下を向いて、連続して失点という形があったので、しっかり1点で抑えて次に向かっていこうという姿勢が見せた」
Q:後半はギアを上げていけたと思うが、なかなかマークが外せなかったように見えたが?
「そこを崩していければというところだったけど、なかなかできなかった。サイドを使って、自分のところから崩すのもあっただろうし、そういうのをやっていければと思う」
Q:後半はしっかりと戦えていた?
「後半のようなサッカーを前半からできるように、次からまた準備してやっていければと思う」
●皆川佑介選手(広島)
「入る時には前線の起点になって、「最後はお前がゴールを決めてこい」と言われた」
Q:永田選手に張り付かれてプレーしにくかった?
「それを前半から見ていて、自分が入った時にあそこで起点になれればチームは楽になるなと考えていた」
Q:終了間際にはポストプレーからチャンスを作ったが?
「普段から練習で意識していることだし、いい走りを(柴崎)晃誠さんがしていたので、ああいう形になったけどああいうのを増やしていければいいと思う」
Q:今後成長していくためには?
「もっとチームに頼られるように。自分が収められるボールがどんどん来るので、しっかりと収めてチームに貢献したい」
Q:監督はフィットしていると言っていたが?
「練習と試合では雰囲気だったり、感覚だったりが違うので、もっと試合に絡んで、タイミングだったり、関係性だったりを吸収していけばよくなると思うし、続けていければと思う」
Q:自分の武器は?
「高さはもちろん、気持ちの面で強引に突破するところだったり、体を投げ出してゴール前に飛び出るところだったりです」
Q:浦和の守備を崩すイメージは?
「前半、1トップのポジションにあまりボールが収まっていなくて、あそこで収まれば味方の上がりを待てるので、まずそこで収めないと広島の攻撃がスタートしないので、縦パスが入った時にどう崩せるかと思っていました」
Q:ある程度ボールを収められていたと思うが?
「できたところとできなかったところがあるけど、試合でどんどん学んで、タイミング、や駆け引きを吸収していきたい」
以上
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