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【J2:第26節 松本 vs 栃木】反町康治監督(松本)記者会見コメント(14.08.10)

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●反町康治監督(松本):

「こうした天候にも関わらず、ゴール裏・メイン含めて雨に打たれながらも応援していただいたサポーターの皆さんに御礼を申し上げます。皆さんの力が集結して、勝利を奪うことが出来たと思います。ありきたりですが、本当に感謝しております。
厳しいゲームになることは重々承知の上でしたが、実際そうしたゲームだったと思います。栃木もオープンプレーは失点していないんですが、結局セットプレーの流れから失点していることが多く、そこは狙い目だったんですよね。向こうも陣形を変えてきて驚いた部分はありますが、(岩間)雄大が点を取ったところは前節の讃岐戦でも空いていて、あえて入っていく人数を減らして次のボールを狙ったということです。それは(船山)貴之も同じです。今回は次のボールを狙うという形にさせました。
もう少し落ち着いてボールを動かすところとかそうじゃないところとか、ゲームの中で区別してやれればいいんですが、まだそういう部分では足りないと思いました。まあハーフタイムでも触れたように、クロスやロングボール、奪った後の瀬沼を走らせるカウンターは95%防いだんですが、5%にやられてしまったのはちょっと悔しいですね。その反省は次にとっておいて、少しアーリークロスからの守備をやらないといけないと思っています。
これから8月後半に入って、天皇杯も含めて連戦です。ここで少し頑張らないといけない大事な3連戦だなと思っています」

Q:栃木はセットプレーの守備で、ゾーンとマンツーの併用をとってきたと思うが?
「まだ試合があるので言いたくないんですが、3人が人についてきて、あと残りはゾーンだと。余っているところが当然あるはずです。それだけの話であって、向こうはそういう失点が多いので苦肉の策でやっていると思う。最初は上手く守られましたけども、我々も手を変え品を変え賢くやれるようになってきたのは収穫ですよ。それは昨年はなかったんですよね。今季はこっちも示唆しますけど、選手たちの中でアイディアを出しながらお互いのコミュニケーションがスムースにいってるのと、ある意味余裕があるのと。冷静にできるということ、狙いのところにやることもできているのも正直あると思います。後半の同点に追いつかれる前のチャンスに、今日の花火のようにシュートを打ち上げないで、しっかりと低いシュートを打っていればいろんなことが起きたと思いますよ」

Q:山本大貴選手の評価については?
「途中から入る選手は歩く時間も40何%じゃないといけないわけですよ。90分間フルパワーでやるのが我々の特徴ですが、与えられた時間もフルパワーでやらないといけない。サビアはフルパワーでやって疲れたから替えたんです。でも途中から入った選手がそれじゃあ何のため試合に出てるんだ、ということだと思いますよ。結局くさびのボールを変な取られ方をして、そこからですよ。それまで隙のないようなサッカーをしていましたが、そこから隙が生まれた。サッカーは一瞬が本当に怖いんですよ。失点した時にすぐ柳下に替えようと思いました。柳下は自分をセーブするようなことを知りませんから。ボールにガツンといって、スライディングする。これからは柳下をしごいていきます(笑)。出来る選手を重宝していくのが、プロのサッカーです。今、僕は山本を一番しごいているんです。それに応えるようなプレーをしてほしいですね。明日説教しますよ(苦笑)
柳下は最近は非常にアグレッシブでやる気に満ち溢れて、練習試合でも良かったですし、紅白戦でも得点してイキイキとやっている。チーム戦術はまだわかっていないかもしれませんが、ちょっとの時間だったけれども使いたいと思っていました。若い選手はちょっとしたことでも大きく変わるので、これから好転するように頑張ってほしいですね」

Q:8戦無敗となったが、失点するなどすっきりしないゲームだった。
「仰るとおりだと思います。やはりゼロで抑えるのを前提としてチームを作っているので、少し残念ですね。それまで上手くやっていたんですが、前半でもやはり犬飼が大久保のマークを外した場面があったんですよね。鈴木がクロスを上げた時かな? それでハーフタイムにも言ったんですが、パーフェクトにやらないといけない、5%を許しちゃいけないですね。そのためにトレーニングして話もしています。まだまだ足りない部分だと思います」

Q:今日は防げた失点だと思うが、その点を選手に話していくか?
「まあ部分部分はしっかりと修正して話をしていかないといけないと思います。もう、それだけです。あと、特に今季は前節もそうですけど、最後の時間帯にかなり失点しているので、ここはもう一度しっかりやらないと。例えばメンバーを替えればいいのかなども、もしかしたら検証しないといけないかもしれないですね」

Q:先ほどの質問とかぶりますが、柳下選手の投入について。
「ゲームはそれぞれ色々な顔があって、山本をこの時間に入れようとか最初から決めているわけではありません。今日は柳下にしようかとちょっと迷いましたけど、ピッチも滑っている状況や経験値から考えて、というだけの話ですから。やはり送り出す時にも気合い入れて送り出したわけですが、ボールの出所に行かないようだと、これはまずいですよ」

Q:一度、監督はベンチから山本選手に注意をされたように見えましたが?
「しっかりやれ、ですよ。それしか言いようがないですよ。彼の中ではしっかりやっているかもしれませんが、もっとやってほしいですよ。柳下にもしっかりやれと(笑)。色々なこと説明したってしょうがないですよ。ボールの出所にしっかりプレッシャーに行け、ですよ。長いボール入れてきてますからね。椎名には赤井がクロスを上げてきているから、(船山)貴之だったら疲れて足がついてきてないから、そこは蓋をして中へ絞って、こういう動きをしなさいという話はしました。柳下はセットプレーのCKがないことを祈っていましたよ。あいつはまだストーンとかはできないので」

Q:栃木のドゥドゥの裏を狙っていたのは、セットプレーを狙っていたのか?
「セットプレーを狙うためにオープンプレーをやっている監督はいませんよ。まあ、あそこを狙うというのはやっていました。一回、(岩間)雄大から(船山)貴之に長いボールが入ってきましたね、あれもそうです。ドゥドゥはボールしか見ていないので。今日は岡根じゃなくてチャとのコンビなので、余計コミュニケーションが取れなかったと思います」

Q:栃木を分析したうえで練り上げて戦略とは?船山選手のゴールについてもお願いします。
「貴之のゴールは1年に1回くらいのゴールでしょうね。昨年、うちのペナルティエリア外からのゴールは1点だけなんですよ。喜山のホーム千葉戦ですね。今年は(岩上)祐三をはじめ、多くの選手がミドルシュートを枠に入れるようになったので、喜ばしいですね。やはり外から決められるチームは強いですね。
栃木の分析についてですが、この試合に生かすためにやっているわけです。ただ今日は、大久保と瀬沼が同時に2トップ出てくることはほとんどなかったので驚きましたね。恐らくセットプレー対策でディフェンスのことを考えていたと思いますが、前半こそCKはゼロでしたが後半のCKはやはり怖かったですね。アウェイではCKから失点しているので。それに基づいて色々と分析したなかで上手くいったところはたくさんありますが、まだシーズンが終わってないので言えません。残念ですが(苦笑)」

以上
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