●小林伸二監督(徳島):
「前半、後半ともスペースを埋めるという形ではうまくいったと思います。スペースを埋めた形でうまくアプローチだったりプレスバックでいうところで。ちょっとミスにも助けられましたが、前半はそういう意味ではうまくスペースを埋めた守備はできたと思います。ただ、(清水とは)同じシステムではないので、ボールを持ったときにもう少し持ち出すことができれば良かったなと思います。イメージとしてクサビだったり逆サイドというのは持っていましたが、もう少しボールサイドでしつこく数的優位を作っても良かったなというのが前半だったと思います。逆に後半については頑張った守備ができたと思います。ただ、攻撃に入ったときにもうひとつ精度が上がったりというのが……攻撃をしている中で裏をとられたという失点だったので、そこがもったいなかった。やっぱり攻撃しているときに準備をしなければいけない。エスパルスは速い選手が多くて、グループというより個で突破したり、個で裏に走ったりというところに関しては、前半はうまく(対応できた)。でも、持ち出すことができるようになった反面、裏をとられてしまったというのは、我々としては残念です。
新しい選手も、加入後に思い切って使いましたけど、個の力としては表現したところが十分に見られたので、うまく今後のゲームに使っていければと思います」
Q:初出場したアドリアーノ選手とエステバン選手の今日のプレーの印象は?
「ベレス(エステバン)については、コンディションが良くなってきて、チームでも認められてパスをもらったり守備も良くてというところですが、後ろの選手なのでなかなか使い切れなかったのが今日は使えたということと、やっぱり周りが見えているし、ボールを奪う準備は良いので、良い表現をしてくれたと思います。地味ですけど、そこはスイッチが入るなと。アドリアーノについては、まだコンディション的には完全ではないですけど、ボールを持って収めていくと1人は楽にかわすかなというのは、うまく使えればいいなというのが今日の印象ですね。やはり爆発的な力を持っているということは表現したと思います。それを使ってゴールに向かうということと同時に、そこの近くで数的優位ができれば。当然、恐い選手ですから、そこに相手が1人だけじゃなくて2人関われば、パスが出たときにフリーになるということは表現できるという感じはします。うまく表現してくれたと思います」
Q:今日は、ゲームプラン的にはどんな勝ち方をイメージしていましたか?
「(清水は)どっちかというと前に飛び出す選手が多いということと、個の走り、個のドリブルというカードの選手が多いと。ですから、どっちかというと、5バックのスペースから押し出すというよりも、ボランチを出して、ボランチが出ることによって入ってくるのをキャッチするというのは、うまくいったと思います。ただ、前半もう少し左サイドが機能すれば、もう少し楽にクロスが何本か上がったんじゃないかなというところは、ちょっと残念です。
また反面、しのいだ後に我々がボールを持つというところが本当は恐いんです。カウンターと個のスピードを持っているチームなので、そこでちょっとやられてしまったなと。(自分たちの)精度が高ければ、あのスローインがなくて、たぶん前に行っていたと思うんですよね。あれが切れて、ラインが高いうちに村田(和哉)に潜り込まれたという感じですから。あのへんは攻撃がうまくいけば、もう少しエスパルスが守備をする時間が長くなるだろうし、そのへんは課題になるとお思います。
あとは、(エスパルスは)ドリブルとスピードはありますが身長は低いので、リスタートは狙ってましたけど、ハマらなかったのは残念です」
以上
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