●ラモス瑠偉監督（岐阜）：

Q:今日のフォーメーションは？
「システムは本当は３−５−２でしたが、結局４人か５人で守らないといけない。残り15分で３−５−２のデメリットであるサイドを、４人ぐらい並べて攻めてきた。そこでヘニキを余らせたくてポジションチェンジしました。長崎は負けていてスペースも使ってきて、２列目から飛び込まれるとついていけなくてパニックになっていた。高地は足の状態が悪いが無理してるので、そこではまっちゃったのかなあ」

Q：３バックがはまってきて無失点は久しぶり、難波選手が９得点目。彼のキャリアでは最高です。ベテランの２得点について
「体力がない。15分。よく決めたな。久しぶり先発だったけど。もっと体力つけないと、今日はっきりと出ましたな。よく決めたよ。ウチの選手は６人か７人しか走ってないね。難波にとっても良い結果。良い競争になる。ナザリトも黙ってられない。ウチの選手は人数多くて、必ずチャンスあるよ。準備が必要よ。いつ来るかわからない。１回はチャンスが来るよ。頭の準備と心の準備。そうじゃないと12月に『ご苦労さん』で終わるよと、いつも言ってるよ。難波はチャンスに決めてくれた。PKの時もすぐボール取りにいってくれたので自信あるなあと思いましたよ。ただ残り15分はほとんど動きがなかった」

Q：ベテラン勢の踏ん張りが見えますが、期待することは？
「みんなに期待しているよ。ただ、昨年のチームにプロの意識を植え付けるためにベテラン勢を連れてきた。プロの魂、みんなに見せてほしいし、負け癖を直すために力がほしい。若手と一緒に頑張ってほしい。今日は良いサッカーやったわけでない。落ち着いて相手に合わせて、蹴ってばっかりではいけないよ。ただ、ゲームに勝つのは全員の力が必要。益山も疲れてたけど、自分の力信じて素晴らしいクローズしてくれた。まだまだだけどね。このチームは甘いね。まだまだ甘い。監督が甘いから。そういう事にしておく。ここに来て勝つのは難しいとわかってたから。最悪引き分けかなあと思っていた。久しぶり０で抑えた。けど、点取った後に取られるから。それは監督が教えるものじゃない。自分たちで改善していかないと無理だよ。昨日も夜のミーティングは長引いた。
全員の力で勝った。ベテランには引っ張ってもらわないと困る。それを吸収して盗んで自分のものにするのが大事。まだまだ喜んでる場合じゃないよ」

Q：高木監督とは試合後に話しましたか？
「挨拶に行ったけど、ずっと座ってた。精一杯待たせてどういう事やねん（会場笑）。雨が降ってたし、気持ちわかるけど。できれば負けても勝っても後輩から挨拶に行ったほうがいい。私はどこでも自分から行ってる」

Q：今でも意識する相手ですか？
「応援してる相手。もちろん全部勝ちたい。ただ、ドーハファミリー応援したい。オフトファミリー応援したい。全部２−２だったら良いなあと思っています。柱谷（哲一、幸二）にしてもヤス（三浦泰年）にしても応援したい。横浜の山口素弘も弟分だから応援したくなる。勝ちたいよ。でも引き分けたい。２−２で」

以上