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【J1:第17節 清水 vs 柏】試合終了後の各選手コメント(14.07.27)

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●相澤貴志選手(清水)
Q:やっと完封勝利ですね。
「そうですね。今日はチーム全体として、よく身体を張って最後の球際にも行けていたので、僕が仕事をする機会が少なかった試合だったと思います。良い守備からカウンターができて、良い時間帯に得点できたので、理想的なゲームだったと思います」

Q:相手は、中盤で前を向けたときはスルーパスで裏を狙ってきましたが、そのあたりの対処は?
「そうですね。そこは最後までDFが身体を寄せてきてくれていたので、それにつきますね」

Q:後ろからはどんな声をかけていましたか?
「良い時間帯に点が入ったので、カウンターのところを数的不利にならないようにというか、対応が後手にならないように、後ろに残っているだけじゃなくて、前からスペースを埋める作業をしていこうということは言ってました」

Q:今日はチーム全体の勝利だと?
「そうですね。この前の試合(G大阪戦)は忙しかったですが、今日は安定して見ていられました。ただ、欲を言えば、3-0になってから大事に大事にいきすぎて、ほとんどアンパイで行っていたので、そこは次からの課題として。でも、ひとつ勝てたことがチームの自信になったと思うので、そのへんはまた次からやっていけると思います」

●本田拓也選手(清水)
「これまでサポーターの皆さんに申し訳なかったなと思っていたので、今日は勝てて本当にうれしいです。(サポーターは)ホーム、アウェイに関わらず応援に来てもらって、勝てない中でも毎試合毎試合大きな声を出して応援してくれていたことが力になっていたので、今日は結果が出せたことが本当に良かったです」

Q:ディフェンスは意識的にいつもより下がっていた?
「そうです。だから、いつもみたいに裏に蹴られてやられてなかったし、GKとDFの間がそこそこ近いから、裏に出されてもGKが対応できるし、DFも対応できていたので良かったと思いますよ。全体としても(少し引いた位置で)コンパクトにやれていたので、(相手の)足下に入ったボールは、僕とかが挟みに行ける距離感になっていたのも良かったですね。
それで相手にボールを持たせて、けっこう回してくる中で向こうが不用意なミスとかをしてくれたので、そこでショートカウンターに行けたし、今日はそのカウンターに出ていくスピードがすごく速かったと思うんですよ。レイソルの3バックはそこまで足が速い選手がいないので、うちのトシとかノヴァとか元紀のほうが速かったので、うまくはまったというのはありますね」

●平岡康裕選手(清水)
「再開して2試合で6失点してしまって、自分たちもふがいない気持ちだったので、やっとサポーターに勝利を届けられたと思います。今日のように完封して複数得点する試合というのをもっと多く見せたいと思いますし、他にも惜しいチャンスは何本もあったので、そういうチャンスをもっと決めて、サポーターの皆さんにもっと点が取れる試合をやっていきたいなと思います」

Q:8試合ぶりの完封ですが、ディフェンス面で修正したところは?
「少し全体的にラインを下げて、後ろに行ったというところで、今日はうまくみんなはめられたと思いますし、それだけでなく1人1人がハードワークできたのが、今日の勝利につながったと思います。ディフェンスに関しては、1人1人の距離感が良かったので、1人が寄せてもう1人が後ろからプレスバックできたり、そういうところが良かったと思います」

Q:試合を決定づける3点目が決まった瞬間はどうでしたか?
「最近はセットプレーでもあんまり自分のところに惜しいチャンスが来なかったので、ワンチャンスが来れば決めようと思っていましたし、試合前にトシに「できればこのへんにボールをちょうだい」と言っていた中で本当に要求通りのボールが来たので、自分は決めるだけでした。良いボールを出してくれたトシに感謝したいと思います」

Q:次節以降の意気込みを聞かせてください。
「再開してやっと1勝できたので、ここから自分たちも波に乗れると思うし、次はもう1回完封して連勝して、またホームに戻ってきたいと思います」

●六平光成選手(清水)
Q:今日はボランチというより、その前で河井選手と2枚並ぶ形だったわけですね。
「そうです。相手のボランチを見るという感じだったので。全体的にも少し引いた形でしたが、それによって選手同士の距離感が良かったのが大きかったと思います。そこから前向きで守備をして、自分がプレッシャーに行って、相手がちょっと乱れたところに誰かが行ける距離感ができていたし、それが良かったと思います。前半はすごく良い形でやれて、そこで点を取れたのが大きいと思います」

Q:この守備だったら、夏場でも90分持つと?
「たぶんそうですね。前の選手はやっぱり消耗すると思いますけど、裏をとられる場面は減ると思うので、守り切れると思います。あと今日は、先に点が取れたのが大きかったと思います。だからみんなが焦れずにやれたと思いますし、点が取れないままだったらたぶん焦れてきてスキが出てきてしまうと思うので、点が取れているのと取れていないのでは全然違うと思います」

●工藤壮人選手(柏)
「2試合で8失点しているのは、どこかしら問題があると思います。ミスというのは正直僕らがどうこう言う問題ではないし、ミスしてしまった選手が反省して次に生かせば良いと思います。ただ、それでチーム全体がちょっと自信をなくしてしまっているかなと。失点しても2、3点跳ね返すような雰囲気がないし、気迫というか取れるという雰囲気を作らないといけないと思います。この雰囲気を変えるのは選手しかいないし、サポーターはあれだけやってくれているので、しっかりと1週間準備して、次の試合というが信頼だったりいろんなものを回復するための……相手も申し分ないですし、やるしかないですね」

●大谷秀和選手(柏)
「入り方については、ミーティングでもかなり細かく守備のやり方を言われていましたし、相手はタク(本田拓也)がアンカーにいる形で、ちょっとミーティングで聞いていた形とは違いましたが、そんなに大きな問題があったわけではなくて。この間の広島戦よりは、全体のブロックをちょっと下げながらコンパクトにという意図を持ってやってました。ただ、システムも違いますし、今回は5−3−2のような形でFWの2枚をある程度前に残して、行けるときは前から行きますけど、どうしても相手のサイドバックへのアプローチが……最初からそこに行く選手が決まっているわけではないので、少し後手になるのというのがあるので。そこでちょっと時間を与えすぎると何でもできてしまうし、そこで自分たちから相手の動きを制限するとかプレッシャーをかけるというところでは、どうしてもシステム上後手になってしまうところがあって、そういうところで主導権を握られた感じはありました。
ただ、失点は自分たちのミスからですし、やっぱりミスというのが失点につながるというのは、この間の広島戦もそうでしたし、シンプルにやるところはシンプルにやる必要があると思います」

Q:失点して気持ち的に落ちたところから跳ね返すという面は?
「やることは変わらないですが、時間もなくなっていく中でまず1点ずつ返していかなくてはいけなくて、より攻撃的にならざるをえないですが、そういうところでちょっと……覇気がないわけではないですけど、もっと全体が……ミスはしょうがないですし、最後のほうは縦パスもどんどん入ってましたし。そういう攻撃を前半からしなきゃいけないですね。安全に安全に回している、相手のブロックの外で回しているというのは、相手にとって脅威ではないですし、自分たちが追い込まれた状態からそういうプレーをするのではなく、最初からボールを持っているときは積極的に、ミスがあれば周りが助ければいいわけですし。前節で5失点している部分もあったりして、ちょっと安全に安全にいっていたところがあったかもしれないですね」

以上
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