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【J2日記】松本:まだまだ、先は長く(14.07.09)

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(C)多岐太宿

ボランティアに参加すること、連続100試合目を迎えた田中昇さん

(C)多岐太宿

サポーターの皆さんが用意した大きな花束とともに笑顔で記念撮影

前節(第21節)・福岡戦は、今季の前半戦最後の試合となる節目の一戦でした。実はその試合で、ボランティアの田中昇さんも節目を迎えていました。この福岡戦が、記念すべきボランティア参加の連続100試合目となったのです。
その田中さんをお祝いしようと、サポーターの皆さんがサプライズで花束と記念品を用意しました。そして――
「おめでとうございます!」
突然の拍手と贈り物に驚いた様子の田中さんでしたが、最後は笑顔で記念撮影。「全然意識していませんでした。100試合というけど、サポーターの皆さんにはアウェイも含めれば200試合に届く人もいっぱいいるはず。それに比べたら全く…」と謙遜するものの、100試合連続皆勤は誰にでもできることではありません。

知人の方に誘われて、ボランティア組織『チームバモス』に参加したのは7年前。山雅のことは全く知らなかったそうですが、以来「地域リーグで2年、JFLで2年、J2で今年が3年目」をクラブと共に歩んできました。仕事内容は試合の開催準備からお客様の誘導まで多岐に渡り、たとえば昼間の試合なら朝7時半から夕方までアルウィンで活動されているそうです。ホームゲームは観る時間も限られるそうですが、「後ろを向いていても試合展開がわかるようになった。ゴールを決めたなとか、シュートを外したなとか(苦笑)。その都度、歓声が違いますから」。

「今日の試合が終われば、気持ちは次の試合へ。その積み重ねですね」と話す田中さんに、ご友人も「この人ほど地域に貢献している人はいない」と太鼓判を押します。クラブがあるだけではホームゲームは開催できないという当たり前(しかし忘れがちな)の事実に、改めて気づかされました。

もちろん、まだまだ先はあります。100試合目の次は、101試合目。その次は102試合目、103試合目――。大きな数字が、目の前の1試合1試合の積み重ねであることは、選手であろうともボランティアであろうとも変わりはありません。

以上

2014.07.09 Reported by 多岐太宿
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